SLT 50 エレファント

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2002年7月、コソボにおけるドイツ陸軍のSLT 50-3 エレファント

SLT 50 エレファントとは、ドイツ陸軍で一般に使用される堅牢なトラクターユニットおよび戦車運搬車である。

歴史[編集]

ドイツ陸軍にはそれまで使用していた第一世代型の戦車運搬車を代替する必要が生じていた。レオパルト1主力戦車を含む装甲車両を以前と同様に牽引する任務をこなし得るものとして、ドイツ陸軍はファウン社(Faun GmbH)に対し、新型の全地形対応型重量級トラクターの開発を諮問し、並行してクルップ社にはセミトレーラー型の戦車運搬車の開発を諮った。

この結果はSLT 50-2トラクターおよび52トン SaAnh セミトレーラーとなった。この構成は1971年に初めて試験され、生産車輛による最初の結合は1976年4月に行われた。1979年には一連の車輛が約324輌生産された。ファウン社はトラクターの製造を担当し、クルップ社のライセンスによってケスボーラー社(Kässbohrer)ではトレーラーを製造した[1]

レオパルト2主力戦車の最新型を処理できるよう、本車は1994年から改修を受け、標準的なSLT 50-3となった。この現用化プログラムは2000年に終了しており、この車両が2015年まで運用されることが予想されている。

諸元[編集]

SLT 50-2 トラクター[編集]

8輪駆動牽引車

52トン SaAnh (ザッテルヘンガー)[編集]

52t セミトレーラー

  • 全長: 13.1 / 7.8 m (結合時 / 単体)
  • 全幅: 3.15 / 3.15 m (結合時 / 単体)
  • 全重: 16,200 kg (非搭載)
  • 最大搭載量: 52,000 kg

使用国[編集]

脚注[編集]

  1. ^ [1]

外部リンク[編集]

関連項目[編集]