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ゲルニカ』(Guernica)は、パブロ・ピカソが1937年に描いた絵画、およびそれと同じ絵柄で作られたタペストリー作品である。スペイン内戦中にビスカヤ県ゲルニカが受けた都市無差別爆撃(ゲルニカ爆撃)を主題としている。同年のパリ万国博覧会のスペイン館を飾り、1939年5月からはニューヨークニューヨーク近代美術館(MoMA)で保管・展示された。ピカソ本人はスペイン人民の自由が確立した時点でスペイン政府に返還することを希望し、1975年にフランシスコ・フランコが死去してスペインが民主化への移行期を迎えたため、1981年にようやく絵画のスペイン返還が実現した。現在はソフィア王妃芸術センターに展示されている。……