O20 (潜水艦)
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艦歴 | |
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起工 | 1936年6月15日 |
進水 | 1939年1月31日 |
就役 | 1939年8月28日 |
戦没 | 1941年12月19日 |
除籍 | |
性能諸元 | |
排水量 | 982 t(基準)、1,491 t(水中) |
全長 | 80.70 m |
全幅 | 7.42 m |
吃水 | 3.86 m |
機関 | ディーゼルエンジン 2,650 hp 2基 500 hpモーター 2基、2軸推進 |
速力 | 19.5 kt(水上)、9 kt(水中) |
航続距離 | 10,000 nmi/12 kt |
乗員 | 40 名 |
兵装 | 533 mm魚雷発射管 8門(艦首 4門、艦尾 4門)魚雷 14本 機雷 40発 88 mm砲 1門 ボフォース 40mm機関砲 1門 20 mm機銃 1挺 |
O20 (Hr. Ms. O 20) はオランダ海軍の潜水艦。O19級。
艦歴
1939年10月、潜水艦O15およびスループ、ファン・キンスベルゲンとともにオランダから西インド諸島へと向かう。キュラソー島に到着後O15はそこにとどまったが、O20はパナマ運河を通ってオランダ領東インドへ向かった。
1941年12月14日、シンガポールから出撃。12月19日、コタバルの北北東10海里で日本の軽巡洋艦川内から発進した九四式水上偵察機が潜航中のO20を発見し60キロ爆弾2発を投下。これによる損害は無かったが、続いて駆逐艦天霧、綾波、浦波、駆潜艇8号による爆雷攻撃を受けた。日没後O20は浮上したが、現場に残っていた浦波に発見され攻撃を受けた。O20は魚雷2本を発射したが外れた。逃走できないと判断した艦長はメインバラストタンクに注水し、全速で走っていたO20はそのまま沈んだ。翌日浦波により32名が救助されたが艦長スニッペ少佐はその中にはいなかった。
参考文献
- 木俣滋郎、『潜水艦攻撃』、光人社、2000年、ISBN 4-7698-2289-8
- Dutch Submarines : The Submarines of the Royal Netherlands Navy