Moya Mishel

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Moya Mishel
Моя Мишель Scarlet Sails 2018にて
基本情報
別名 Моя Мишель(ロシア語表記)
出身地 ロシアの旗 ロシア
ジャンル シンセポップディスコダンスロックポップロックインディーポップインディーロック
活動期間 2009年 -
公式サイト www.moyame.ru(ロシア語のみ)
メンバー タチアナ・タカチュク
パブロ・シェフチュク
レナト・サミグリン
旧メンバー ドミトリー・ストレルツォフ
デニス・マリンキン
オレグ・ブラコフ
ミハイル・リソフ

Moya Mishel(ロシア語: Моя Мишель) はロシアの音楽グループである。 2009年より活動を開始した。 [1]

バンドの歴史[編集]

Moya Mishelは 2009年ロシア東部のブラゴヴェシチェンスクで誕生し、当初は「The Fragments」という音楽グループとして活動していたが、その後グループは一旦解散。それぞれが個別にモスクワへ拠点を移す。[2] 2010年に新しいグループとしての名前「Moya Mishel」にて一部のメンバーと共に再スタートを果たした。[2] グループのリーダーは、シンガーソングライターのタチアナ・タカチュク(ロシア語: Татьяна Ткачук)。 グループの名前はビートルズの曲「ミッシェル」から来ている。[1][3]

グループ名の由来[編集]

私は50個以上の名前を1枚の紙に書き出したの。
みんなと一緒に座って、順番に1つずつ消していった。そして最後に2つの名前が残ったわ。
コインを投げてみたら、そこには「Моя Мишель」があった。
そして最後の2番目まで残ったもう一つの名前は「Полароид」という曲名になったわ。

— タチアナ・タカチュク[4]

メンバー[編集]

  • タチアナ・タカチュク (ロシア語: Татьяна Ткачук) - ボーカル、ソングライター
  • パブロ・シェフチュク (ロシア語: Павло Шевчук) - キーボード、プログラミング、アコーディオン
  • レナト・サミグリン (ロシア語: Ренат Самигуллин) - すべてのギターとドラム

元メンバー[編集]

  • ドミトリー・ストレルツォフ (ロシア語: Дмитрий Стрельцов) - ベースギター
  • デニス・マリンキン (ロシア語: Денис Маринкин) - ドラム
  • オレグ・ブラコフ (ロシア語: Олег Бураков) - ドラム
  • ミハイル・リソフ (ロシア語: Михаил Лисов) - ベース

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

  • Ты мне нравишься(2013、日本未発売)
  • Химия(2015、日本未発売)
  • Отстой(2016、日本未発売)
  • Люби меня до конца мира(2018、日本未発売)

ミニアルバム[編集]

  • Дура(2015、日本未発売)
  • Наивность. Часть 1(2020、日本未発売)

PV[編集]

  • Дура(2015)
  • Химия(2015)
  • Кошка(2015)
  • Тёмные аллеи(2016、 DJ Smashとのコラボレーション)
  • Здрасте, я Настя (2017)
  • Ванюша(2017 )
  • Целовать нельзя(2017)
  • Харуки(2017)
  • Ты мне нравишься(2017)
  • Летовсегда(2018)
  • Хватит убегать(2018)
  • Молоды и красивы(2019)

日本とのかかわり[編集]

日本向けに作られたコンテンツはないが、PV「Харуки」[5]や「Хватит убегать」の撮影は東京で撮影されたものである。[6][7]

また、ライブ出演時にカタカナ表記[8][9]や漢字表記、アニメキャラの描かれたTシャツを身に着けていたり[10]まねき猫が多用された映像がある[11]

「Харуки」(”春樹”のロシア語表記)という曲があるように、村上春樹小説からイメージされた曲を作ったことがある[12]

脚注[編集]

  1. ^ a b Группа "Моя Мишель"”. www.musictownclub.com. 2015年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月4日閲覧。
  2. ^ a b Группа Моя Мишель”. Билетная Система. 2020年7月5日閲覧。
  3. ^ Солистка группы «Моя Мишель» Татьяна Ткачук: для молодых людей с Дальнего Востока Лагутенко – «Золотой дракон»”. Комсомольская правда. 2020年7月5日閲覧。
  4. ^ Татьяна Ткачук: Иногда надо стукнуть кулаком по столу. Или по лбу!”. Комсомольская правда. 2020年7月4日閲覧。
  5. ^ Моя Мишель - Харуки, клип 2017 года”. Музолента. 2020年7月4日閲覧。
  6. ^ Ночной Токио в клипе группы «Моя Мишель» на песню «Хватит убегать»”. Афиша Daily. 2020年7月4日閲覧。
  7. ^ «МОЯ МИШЕЛЬ» ВЫПУСТИЛА КЛИП, СНЯТЫЙ НА УЛИЦАХ НОЧНОГО ТОКИО”. Амурская служба новостей. 2020年7月4日閲覧。
  8. ^ Моя Мишель - Чайки (LIVE @ Авторадио)”. Авторадио. 2020年7月4日閲覧。
  9. ^ Вечерний Ургант. Моя Мишель – «ХУ» (10.10.2018)”. Вечерний Ургант. 2020年7月7日閲覧。
  10. ^ Живой концерт. Группа "Моя Мишель"”. Радио «Маяк». 2020年7月4日閲覧。
  11. ^ Концерт в студии М.А.М.А.”. www.moyame.ru. 2020年7月4日閲覧。
  12. ^ Ты мне нравишься Премьера дебютного альбома группы «Моя Мишель»”. Лента.Ру. 2020年7月4日閲覧。