Monochrome Display Adapter

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
IBM Monochrome Display Adapter (MDA)

Monochrome Display Adapter (MDA) は、IBM PC用に1981年に開発された、PC用標準ディスプレイカードである。

MDAには4Kbytesのメモリが搭載され、80x25のテキストを表示することが出来た。また、プリンタインターフェースを持っており、当時求められていた、テキスト表示とプリントアウトのための機能を考えると、お買い得であった。コントローラは、CGA同様モトローラMC6845を用いている。


テキスト表示においては、不可視、下線、高輝度(bold)、白黒反転、点滅等の非常に豊富な表示機能を誇っていたのだが、グラフィックを全く表示できなかったため、CGAにひどく見劣りするものであった。

グラフィックスの解像度としては、720x350に相当するため、後にこの解像度でグラフィック表示を行える Hercules Graphics Card がHercules社から発売され、おりからのスプレッドシートブームと相まって爆発的な売れ行きを示したと言う。

コネクタ[編集]

MDAのコネクタは DE-9である。

DE9 Diagram.svg

ピン配置
ピン番号 機能
1 GND
2 GND
3 (未使用)
4 (未使用)
5 (未使用)
6 輝度
7 映像信号
8 水平同期(正論理)
9 垂直同期(負論理)

信号[編集]

方式 TTLレベル
解像度 80文字x25行、720ドットx350ライン相当
水平同期周波数 18.432 kHz
垂直同期周波数 50 Hz
階調数 2-4