K/BB
K/BB (SO/BB) (Strikeout to Walk ratio) とは、奪三振 (K:strikeout)と与四球 (BB:Base on Balls)の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀と言われる。
K/BB=奪三振÷与四球
概要
奪三振と与四球は守備や球場の影響を受けないため、K/BBは運に左右されにくい投手の能力、特に制球力を表しているとされる。 好投手ならば一般的にK/BBが2.00を下回る事が少なく[1]、優秀な投手は3.50を超える事が多い。 DIPSの評価において奪三振と与四球の損益分岐点はK/BB=1.50なので、これを下回るとFIP等の指標が悪化しやすい。[要出典]
関連項目
- クリス・セール-K/BBが優秀な選手として知られる。1000イニング以上投げたMLB投手の中で歴代最高となる通算5.33(2022年時点)[2]。
- マックス・シャーザー-K/BBが優秀な選手として知られる。20世紀以降に2000イニング以上投げたMLB投手の中で歴代最高となる通算4.55(2022年時点)[3]。
- カート・シリング-K/BBが優秀な選手として知られる。20世紀以降に3000イニング以上投げたMLB投手の中で歴代最高となる通算4.38(2022年時点)[4]。
脚注
- ^ “Strikeout and Walk Rates”. FanGraphs. 2013年7月5日閲覧。
- ^ “Career Leaders & Records for Strikeouts / Base On Balls” 2022年11月7日閲覧。
- ^ “Career Leaders & Records for Strikeouts / Base On Balls” 2022年11月7日閲覧。
- ^ “Career Leaders & Records for Strikeouts / Base On Balls” 2022年11月7日閲覧。