J・J・テイラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。さえぼー (会話 | 投稿記録) による 2022年9月1日 (木) 05:33個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

J・J・テイラー
J. J. Taylor
ニューイングランド・ペイトリオッツ #42
ポジション ランニングバック
生年月日 (1998-01-04) 1998年1月4日(26歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
コネチカット州ブリッジポート
身長: 5' 6" =約167.6cm
体重: 185 lb =約83.9kg
経歴
高校 センテニアル高校
大学 アリゾナ大学
ドラフト外 2015年
所属歴
2015 - 現在 ニューイングランド・ペイトリオッツ
NFL 通算成績
(2021年終了時点)
ラン獲得ヤード 147
平均ラン獲得ヤード 3.5
TDラン 2
レシーブ回数 5
レシーブ獲得ヤード 12
TDレシーブ 0
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR
J. J. Taylor
テンプレートを表示

ジョセフ・ジャスティン "J・J・" テイラーJoseph Justyn "J.J." Taylor1998年1月4日 - )は、アメリカ合衆国コネチカット州ブリッジポート出身のアメリカンフットボール選手。ポジションはランニングバック(RB)。NFLニューイングランド・ペイトリオッツに所属している。

また、EスポーツのプロリーグロケットリーグのTeam Oxygenのプレイヤー。

カレッジフットボールでは、アリゾナ大学でプレーし、ドラフト外フリーエージェントとして、ペイトリオッツと契約した。

大学入学以前

テイラーは、カリフォルニア州コロナにあるセンテニアル高校を2016年に卒業した。ディフェンシブバックからランニングバックにポジションを変えた後、彼はCalHiSports.comによって州のトップオフェンシブプレーヤーとしてミスターフットボールに選ばれた。また、彼はオールインランドの先発チームに選ばれた。また、彼はブルーグレーのオールアメリカンにも選ばれた。彼はシニアイヤーに2,290ヤードを走り、44回のタッチダウンを記録した。Scout.com、Rivals.com、247 Sportsから3つ星を獲得した。テイラーは、ワシントン州立大学、ネバダ大学、オハイオ大学、モンタナ州立大学、サクラメント州立大学、ウェーバー州立大学から多数のオファーを受けた[1]。テイラーは、最終的に2015年にアリゾナ大学に入学することを決めた[1]

大学時代

2016年シーズン

彼は、フレッシュマンイヤーに怪我をするまでに、4試合に出場した[2]。テイラーは、アリゾナ大学の初戦だったBYUとの対戦で、ほとんどプレーしなかったにもかかわらず、38回のキャリーでラン獲得ヤード261ヤードと2回のラッシングタッチダウンを記録した。テイラーはハワイ大学戦では、37キャリーで合計ラン獲得ヤード267ヤード、2タッチダウンをあげ、2016年シーズン最高の成績を残した。テイラーは、ワシントン大学戦で負傷するまでに、期待のフレッシュマンとして十分と言える活躍をしていた。

2017年シーズン

カリフォルニア州コロナ出身のレッドシャツのフレッシュマンであるテイラーは、12試合すべてに出場し、ラン獲得ヤード828ヤード(1キャリー平均6.1ヤード)、1試合平均獲得ヤード69.0ヤード、5タッチダウンを獲得して、Pac-12のトップフレッシュマンラッシャーだった。彼はワシントン州立大学戦では、キャリア最高の14 キャリー(平均 10.9)でラン獲得ヤード153 ヤード、2タッチダウンを記録した[3]。テイラーはアリゾナ大学のランゲームに大きく貢献し、ゲームあたり平均ラン獲得ヤード324.4ヤード(FBSで 3 位)、48ラッシングタッチダウンを記録した。アリゾナ大学は300ヤード以上を7回ラッシングで記録し、その中には500ヤード以上のゲームが2つあり、オレゴン州立大学戦では、UAのシングルゲーム記録である534ヤードを樹立した。彼は、Pac-12オフェンシブ フレッシュマン・オブ・ザ・イヤーを受賞した[3]

2018年シーズン

テイラーは、2018年7月にドーク・ウォーカー賞のウォッチリストに追加された[3]。南ユタ大学戦では、テイラーはキックオフリターンタッチダウンを記録した[4]。レッドシャツの2年生シーズンを通して、彼は、1,434ヤードを走り、レシーブ獲得ヤード49ヤード、および合計7タッチダウンで終えた。

2019年シーズン

2019年、レッドシャツのジュニアイヤーに、テイラーはラン獲得ヤード721ヤード、5タッチダウンを記録した。2019年11月19日、テイラーは4年生シーズンをプレーせず、2020 年のNFLドラフトに参加することを発表した[1]

大学時代の成績

シーズン チーム クラス ラッシング レシービング スクリメージ
回数 獲得ヤード 平均獲得ヤード TD 回数 獲得ヤード 平均獲得ヤード TD 回数 獲得ヤード 平均獲得ヤード TD
2016 アリゾナ大学 FR 38 261 6.9 2 2 16 8.0 0 40 277 6.9 2
2017 FR 146 847 5.8 5 12 49 4.1 2 158 896 5.7 7
2018 SO 255 1,434 5.6 6 16 133 8.3 0 271 1,567 5.8 6
2019 JR 148 721 4.9 5 32 289 9.0 0 180 1,010 5.6 5
キャリア[5] 587 3,263 5.6 18 62 487 7.9 2 649 3,750 5.8 20

プロキャリア

プレドラフト測定結果
身長 体重






40Yrd



20Yrd



3

















5 ft 5+14 in
(166 cm)
185 lb
(84 kg)
28+34 in
(73 cm)
8+12 in
(22 cm)
4.61 s 4.15 s 7.00 s 34.5 in
(88 cm)
9 ft 10 in
(3.00 m)
19 回
All values from NFL Combine[6]

テイラーは、2020年5月5日にドラフト外フリーエージェントとしてニューイングランド・ペイトリオッツと契約した[7]。2020年9月5日、彼はチームからウェイバーにかれられ、翌日プラクティス・スクワッドとしてサインした[8]。彼は2020年9月7日にアクティブロスターに昇格した[9]

NFLのキャリア成績

レギュラーシーズン

チーム ゲーム ラッシング レシービング ファンブル
出場 先発 回数 獲得ヤード 平均獲得ヤード 最長 TD 回数 獲得ヤード 平均獲得ヤード 最長 TD ファンブル数 ロスト
2020 NE 6 0 23 110 4.8 28 0 1 4 4 4 0 0 0
2021 5 0 19 37 1.9 15 2 4 8 2.0 5 0 1 1
キャリア[10] 11 0 38 147 3.4 30 2 4 7 2.5 4 0 1 1

脚注

  1. ^ a b c J.J. Taylor planning to enter NFL Draft” (英語). WildcatAuthority.com. 2020年9月18日閲覧。
  2. ^ Kelapire (2018年9月15日). “Arizona DE Justin Belknap has broken foot, could be out for season, per reports”. Arizona Desert Swarm. 2018年9月17日閲覧。
  3. ^ a b c Spears, Justin (2018年7月18日). “Arizona Wildcats RB J.J. Taylor put on Doak Walker Award watch list”. Arizona Daily Star (Lee Enterprises). https://tucson.com/sports/arizonawildcats/football/arizona-wildcats-rb-j-j-taylor-put-on-doak-walker/article_a435f34c-8aa8-11e8-bce2-4b10a25e32b4.html 2018年9月17日閲覧。 
  4. ^ Christy, Mike (2018年9月15日). “Seen and heard: Game of firsts includes takeaway, sack and a win for Kevin Sumlin”. Arizona Daily Star (Lee Enterprises). https://tucson.com/sports/arizonawildcats/football/seen-and-heard-game-of-firsts-includes-takeaway-sack-and/collection_895a960a-b978-11e8-98f8-dbb327a49469.html#2 2018年9月17日閲覧。 
  5. ^ J.J. Taylor”. sports-reference.com. Sports Reference LLC. 2021年8月30日閲覧。
  6. ^ J.J. Taylor Combine Profile”. NFL.com. 2020年3月2日閲覧。
  7. ^ “Patriots Sign 15 Rookie Free Agents”. Patriots.com. (2020年5月5日). https://www.patriots.com/news/patriots-sign-15-rookie-free-agents 2020年5月5日閲覧。 
  8. ^ J.J. Taylor: Reverts to practice squad” (英語). CBSSports.com (2020年9月6日). 2020年9月7日閲覧。
  9. ^ Patriots sign two players to the 53-man roster from the practice squad; place two players on injured reserve”. Patriots.com (2020年9月7日). 2020年9月18日閲覧。
  10. ^ J.J. Taylor”. NFL.com. 2021年10月6日閲覧。

外部リンク