50口径四十一式15cm砲

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50口径四十一式15cm砲

Agano twin turrets closeup 300px.jpg

使用勢力 大日本帝国海軍
採用年
口径 152mm
砲身長 7,600mm(50口径)
初速 850m/秒[1]
最大射程 18,000m(単装砲塔)[2]
21,000m(連装砲塔)[3]
最大射高
発射速度 3.45発/分(単装砲塔)[2]
6発/分(連装砲塔)[3]
俯仰角 -5度~+30度(単装砲塔)
-5度~+55度(連装砲塔)
俯仰速度 10度/秒[1]
旋回角
旋回速度 4度/秒(単装砲塔)[2]
6度/秒(連装砲塔)[3]
動力 電動油圧式
重量 38トン(単装砲塔)[2]
72トン(連装砲塔)[3]
要員 9名(単装砲塔)[2]
不明(連装砲塔)[3]
弾丸重量 45.4kg
装薬重量 12.3kg
製造数
備考

50口径四十一式15cm砲(50こうけいよんじゅういちしき15せんちほう)は、日本海軍の開発した艦載砲。
金剛型戦艦や扶桑型戦艦の副砲阿賀野型巡洋艦主砲として使われた。

概要[編集]

戦艦金剛に搭載された、英ヴィッカース社製の50口径毘式15センチ単装砲を母体に作られた艦載砲。

砲弾の装填方式は人力で、砲弾重量が45.4kgもあり欧米人より体格の劣る日本人では、連続発射に耐えることが難しいとして伊勢型戦艦より50口径三年式14cm砲が採用された(14cm砲の弾丸重量は38kg)。竣工当初は最大仰角が15度程度であったが射程延長の為、各艦改装時に30度まで引き上げられた。

しかし阿賀野型が計画された際、各国の軽巡に対抗するため15cm砲を搭載することになり、この砲を連装化することになった。最大仰角も30度から55度にあがり一応、対空射撃ができるようになったが、重量軽減のため装填方式は人力のままで、毎分6発程度とされる発射速度も、射撃のたびに砲を装填角度に戻す必要があるためさらに低下するため、有効な対空射撃は困難であった。

搭載艦船[編集]

参考文献[編集]

  • 雑誌『丸』編集部『写真|日本の軍艦 第9巻 軽巡Ⅱ』光人社、1990年。ISBN 4-769-80459-8
  • 山本義秀・吉原幹也 編著、原勝洋・柴田武彦 協力『日本海軍艦載兵器大図鑑』KKベストセラーズ、2002年。ISBN 4-584-17088-6

脚注[編集]

  1. ^ a b 山本『日本海軍』67-68頁
  2. ^ a b c d e 山本『日本海軍』67頁
  3. ^ a b c d e 山本『日本海軍』68頁

関連項目[編集]