1969年のJSL

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Scinsvche (会話 | 投稿記録) による 2021年1月4日 (月) 04:14個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

日本サッカーリーグ(JSL)
シーズン 1969(第5回)
優勝 三菱重工
試合数 56
ゴール数 176 (1試合平均3.14)
1試合平均
ゴール数
3.14[1]
得点王 落合弘(三菱重工)
合計観客動員 328,150人
平均観客動員 5,859人[1]
1968
1970

1969年JSL(第5回日本サッカーリーグ)は1969年4月6日から11月30日まで行われた。優勝は三菱重工業サッカー部であった。

第13節・11月23日に首位三菱重工とそれを勝ち点差2で追う東洋工業の直接対決があり、三菱が2-0で東洋を下して初優勝を決めた[2]。東洋は第1回(1965年)から前年までJSLを4連覇しており、これが初めて東洋以外のチームが優勝したシーズンになった。得点王は落合弘、アシスト王は杉山隆一と三菱勢が占めた[2]

大会概要

参加クラブ

成績

年間順位

[2]

順位 クラブ 勝点 勝利 引分 敗戦 得点 失点 得失差
1位 三菱重工 24 10 4 0 29 8 +21
2位 東洋工業 21 10 1 3 31 10 +21
3位 八幡製鉄 15 5 5 4 24 23 +1
4位 古河電工 14 5 4 5 20 20 ±0
5位 ヤンマー 13 6 1 7 25 25 ±0
6位 日本鋼管 11 4 3 7 18 32 -14
7位 日立本社 10 3 4 7 17 27 -10
8位 名古屋相互銀行 4 2 0 12 12 31 -19
優勝
社会人との入替戦

得点ランキング

[2]

順位 選手名 所属クラブ 得点数
1 日本の旗 落合弘 三菱重工 12
2 日本の旗 釜本邦茂 ヤンマー 10
3 日本の旗 宮本輝紀 八幡製鉄 7
4 日本の旗 細谷一郎 三菱重工 6
日本の旗 小城得達 東洋工業
日本の旗 吉田浩 東洋工業
日本の旗 崎谷誠一 八幡製鉄
日本の旗 木村武夫 古河電工
9 日本の旗 桑原楽之 東洋工業 5
日本の旗 田中孝 日本鋼管
日本の旗 山田等 日本鋼管
日本の旗 夏井省一 日立本社

アシストランキング

[2]

順位 選手名 所属クラブ アシスト数
1 日本の旗 杉山隆一 三菱重工 11
2 日本の旗 藤尾勝 八幡製鉄 7
3 日本の旗 小城得達 東洋工業 5
日本の旗 釜本邦茂 ヤンマー
日本の旗 細岡伸三 日本鋼管
6 日本の旗 森孝慈 三菱重工 4
日本の旗 桑原楽之 東洋工業
日本の旗 宮本輝紀 八幡製鉄
日本の旗 木村武夫 古河電工
日本の旗 池谷富雄 名相銀

表彰

[3]

選手名 所属クラブ 受賞回数
得点王 ゴールデンボール賞 日本の旗 落合弘 三菱重工
アシスト王 シルバーボール賞 日本の旗 杉山隆一 三菱重工 2
スターボール賞 日本の旗 杉山隆一 三菱重工 2
敢闘賞 日本の旗 崎谷誠一 八幡製鉄
年間優秀11人賞 日本の旗 横山謙三 三菱重工 4
日本の旗 片山洋 三菱重工 4
日本の旗 菊川凱夫 三菱重工
日本の旗 鎌田光夫 古河電工 3
日本の旗 小城得達 東洋工業 4
日本の旗 山口芳忠 日立本社 2
日本の旗 杉山隆一 三菱重工 4
日本の旗 宮本輝紀 八幡製鉄 4
日本の旗 森孝慈 三菱重工
日本の旗 釜本邦茂 ヤンマー 3
日本の旗 落合弘 三菱重工

入替戦

参加クラブ

成績

JSL 第1戦 第2戦 社会人
日立本社 2-0 1-0 甲府クラブ
名相銀 2-0 2-1 浦和クラブ
  • 日立本社と名古屋相互銀行はJSL残留。

出典

  1. ^ a b 「観客動員数/総得点数」『日本サッカーリーグ全史』 259頁。
  2. ^ a b c d e 「1969 第5回大会」『日本サッカーリーグ全史』 130-131頁。
  3. ^ 「歴代ベスト11」「歴代表彰選手」『日本サッカーリーグ全史』262-263頁。

参考文献

  • 『日本サッカーリーグ全史』日本サッカーリーグ、1993

関連項目