鬼闘光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
きとう ひかる
鬼闘 光
生年月日 (1953-11-17) 1953年11月17日(70歳)
出身地 日本の旗 日本
職業 AV監督
ジャンル アダルトビデオ
テンプレートを表示

鬼闘 光(きとう ひかる、1953年11月17日 - )は兵庫県出身のAV監督プロデューサー株式会社アテナ映像常務取締役。本名、高橋松廣巨乳もののアダルトビデオの第一人者。

略歴[編集]

明石市にて、着物の染色工程の張り屋を営む貧困家庭の9人兄妹の第6子として生まれる[1]。小学校3年の時、マスターベーションを覚えて夢中になる[1]。高校3年の時、15歳の少女を相手に公園で童貞を捨てる[1]。「こんないいものを何故、早くやらなかったのか、と悔いた」という[1]

高校卒業後、女性物を扱う洋裁店に入り、デザインを学ぶ[1]。しかし幼馴染のピンク女優と出会ったことから、東京のピンク映画のプロダクションに入社[1]。20歳の時、アテナ映像の前身のプリマ企画に入社し、にっかつロマンポルノの下請けの仕事で助監督を担当[1]。『ワイルドパーティ』『赤坂の女』『高校生芸者』『未亡人下宿』などを手がける[1]。プリマ企画で代々木忠に出会い、代々木作品のチーフ助監督を務め、代々木を「師であり父」と仰ぐに至る[1]

1981年のアテナ映像発足から同社に参加[1]1985年に監督デビュー[1]1986年、『あなたとしたい 菊地エリ』(アテナ映像)でアダルトビデオ初監督[1]。以後、同シリーズを7年間で20本監督する。この間、『団地妻・ONANIE』(1985年)や『ザ・絶頂感』(1986年)といったにっかつ作品をも手がけている。

以来、300本以上の作品を生み出したベテラン。基本的なモットーは「明るくてエッチ」「自分自身が興奮出来る作品作りを」[2]。『ザ・カメラテスト』シリーズでは時にAV男優を兼ねることもある。

私生活では25歳で結婚し、1999年当時には妻と20歳の長男を頭に3児がいた[1]。結婚後、20代後半に3日連続で夢精したことがあるとも語っている[1]

代表作[編集]

  • 『あなたとしたい』シリーズ
  • 『ロマンコレクション』シリーズ
  • 『女体解剖』シリーズ
  • 『制服ワイセツ』シリーズ
  • ザ・カメラテスト』シリーズ
  • 『美乳BIG3狂宴』シリーズ
  • 『罠にハメられた』シリーズ
  • 『オッパイ天国コスプレ天国』シリーズ

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n いその・えいたろう『AV監督』所収「鬼闘光 巨乳美学の求道者」(幻冬舎アウトロー文庫、1999年)
  2. ^ [1]における発言。

外部リンク[編集]