高田惠子

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髙田 惠子(たかた けいこ、1951年 - )[1]は、日本の翻訳家。「高田 恵子」と表記される場合もある。

略歴[編集]

広島県広島市生まれ[1]

1974年津田塾大学学芸学部英文科卒業[2]

翻訳[編集]

  • 『砂の城の殺人』(エリザベス・セント・クレア、東京創元社) 1984
  • 『ソーサリー4 王たちの冠』(スティーブ・ジャクソン、東京創元社) 1985
  • 『勝負の1打』(ジャック・ニクラウス日本文化出版) 1988
  • チャップリンの愛した女たち』(デイヴィッド・ロビンソン、宮本高晴共訳、文春文庫) 1993
  • 『チャップリン』上・下(デイヴィッド・ロビンソン、宮本高晴共訳、文藝春秋) 1993
  • ギルバート・グレイプ』(ピーター・ヘッジズ二見書房) 1994
  • 『暗闇の薔薇』(クリスチアナ・ブランド、創元推理文庫) 1994
  • 『冬のさなかに - ホームズ2世最初の事件』(アビイ・ペン・ベイカー、創元推理文庫) 1996
  • 『上院議員』上・下(リチャード・バウカー、創元推理文庫) 1996
  • 『餌食』(ジム・シルヴァー、二見文庫) 1997
  • ボガート - わが父を求めて』(スティーヴン・ハンフリー・ボガート、東京創元社) 1997
  • 『女160人、女友達を語る』(カーメン・レネイ・ベリー, タマラ・トレイダー、飛鳥新社) 1997
  • 『リトル・クロウは舞いおりた』(マーク・T・サリヴァン、文春文庫) 1998
  • 『不変の神の事件』(ルーファス・キング、創元推理文庫) 1999
  • 『見知らぬ島からの手紙』(ジーン・ストーン、扶桑社) 2002
  • 『残酷な嘘』(ジーン・ストーン、扶桑社) 2002
  • 『ジグザグ・ガール』(マーティン・ベッドフォード、創元推理文庫) 2000
  • 『ラストチャンス・カフェ』(リンダ・ラエル・ミラー、ソニー・マガジンズ) 2004

「ジェシカおばさんの事件簿」[編集]

  • ジェシカおばさんの事件簿 シャーロック・ホームズ殺人事件』(ジェームズ・アンダースン創元推理文庫) 1986
  • 『ジェシカおばさんの事件簿 ハリウッド殺人事件』(ジェームズ・アンダースン、創元推理文庫) 1986
  • 『ジェシカおばさんの事件簿 ホリデー殺人事件』(ジェームズ・アンダースン、創元推理文庫) 1987
  • 『ジェシカおばさんの事件簿 テレビドラマ殺人事件』(デイヴィッド・ドイチュ、創元推理文庫) 1988

ジェイン・アン・クレンツ[編集]

  • 『不安な関係』(ジェイン・A・クレンツ、ハーレクイン・エンタープライズ日本支社) 1985
  • 『疑惑のコラージュ』(ジェイン・A・クレンツ、ハーレクイン・エンタープライズ日本支社) 1987
  • 『ドリームズ〈前編〉 よみがえった伝説』(ジェイン・A・クレンツ、ハーレクイン) 1990
  • 『ドリームズ〈後編〉 伝説を超えて』(ジェイン・A・クレンツ、ハーレクイン) 1990
  • 『花嫁はおかんむり』(ジェイン・A・クレンツ、ハーレクイン) 1993
  • 『花嫁を追いかけて』(ジェイン・A・クレンツ、ハーレクイン) 1993
  • 『お願い、探偵さん』(ジェイン・A・クレンツ、ハーレクイン) 1995
  • 『紅の夢にとらわれて - チェインド・レディの伝説』(ジェイン・A・クレンツ、ハーレクイン) 2008
  • 『ほどけた夢の鎖 - チェインド・レディの伝説』(ジェイン・A・クレンツ、ハーレクイン) 2009
  • 『危険な魅惑 Anniversary Collection3』(ジェイン・アン・クレンツ、宮崎あけみ共訳、ハーレクイン) 2009
  • 『結婚と打算と2』(ジェイン・アン・クレンツ、山根三沙共訳、ハーレクイン) 2009

ルース・レンデル[編集]

  • 『運命のチェスボード』(ルース・レンデル、創元推理文庫) 1987
  • 『死が二人を別つまで』(ルース・レンデル、創元推理文庫) 1987
  • 『死を望まれた男』(ルース・レンデル、創元推理文庫) 1988

シャーロット・マクラウド[編集]

  • 『にぎやかな眠り』(シャーロット・マクラウド、創元推理文庫) 1987
  • 『ヴァイキング、ヴァイキング』(シャーロット・マクラウド、創元推理文庫) 1989
  • 『蹄鉄ころんだ』(シャーロット・マクラウド、創元推理文庫) 1988
  • 『猫が死体を連れてきた』(シャーロット・マクラウド、創元推理文庫) 1989
  • 『オオブタクサの呪い』(シャーロット・マクラウド、創元推理文庫) 1990
  • 『フクロウが多すぎる』(シャーロット・マクラウド、創元推理文庫) 1992
  • 『お楽しみが一杯!』(シャーロット・マクラウド、創元推理文庫) 1993
  • 『水のなかの何か』(シャーロット・マクラウド、創元推理文庫) 1995
  • 『牛乳配達退場』(シャーロット・マクラウド、創元推理文庫) 1999

レスリー・メイヤー[編集]

  • 『メールオーダーはできません』(レスリー・メイヤー、創元推理文庫) 2007
  • 『トウシューズはピンクだけ』(レスリー・メイヤー、創元推理文庫) 2008
  • 『ハロウィーンに完璧なカボチャ』(レスリー・メイヤー、創元推理文庫) 2008
  • 『授業の開始に爆弾予告』(レスリー・メイヤー、創元推理文庫) 2009
  • 『バレンタインは雪あそび』(レスリー・メイヤー、創元推理文庫) 2010
  • 『史上最悪のクリスマスクッキー交換会』(レスリー・メイヤー、創元推理文庫) 2010
  • 『感謝祭の勇敢な七面鳥』(レスリー・メイヤー、創元推理文庫) 2011
  • 『はた迷惑なウェディング』(レスリー・メイヤー、創元推理文庫) 2012
  • 『九十歳の誕生パーティ』(レスリー・メイヤー、創元推理文庫) 2013
  • 『新聞王がボストンにやってきた』(レスリー・メイヤー、創元推理文庫) 2014

ライア・マテラ[編集]

  • 『殺人はロー・スクールで』(ライア・マテラ、創元推理文庫) 1990
  • 『殺人はラディカルに』(ライア・マテラ、創元推理文庫) 1990
  • 『あらゆる信念』(ライア・マテラ、創元推理文庫) 1992

レイ・ハリスン[編集]

  • 『ジョン・ブルの誇り』(レイ・ハリスン、創元推理文庫) 1991
  • 『下院議員の死』(レイ・ハリスン、創元推理文庫) 1991
  • 『デスウォッチ』(レイ・ハリスン、創元推理文庫) 1992

バーバラ・デリンスキー[編集]

  • 『わだかまり』(バーバラ・デリンスキー、ハーレクイン・エンタープライズ日本支社) 1986
  • 『カリブの熱いばら』(バーバラ・デリンスキー、ハーレクイン) 1989
  • 『いとしのライバル』(バーバラ・デリンスキー、ハーレクイン) 1990

ミランダ・リー[編集]

  • 『花嫁の反抗』(ミランダ・リー、ハーレクイン) 1999
  • 『冷酷な求婚』(ミランダ・リー、ハーレクイン) 2008
  • 『愛の演技』(ミランダ・リー、佐久信子共訳、ハーレクイン) 2009
  • 『二週間のダーリン』(ミランダ・リー、ハーパーコリンズ・ ジャパン) 2016

エリザベス・ローウェル[編集]

  • 『水晶の鐘が鳴るとき』上・下(エリザベス・ローウェルソニー・マガジンズ) 2002
  • 『禁じられた黄金』(エリザベス・ローウェル、ソニー・マガジンズ) 2003
  • 『三つの死のアート』(エリザベス・ローウェル、ソニー・マガジンズ) 2005

カレン・ロバーズ[編集]

  • 『月明かりのキリング・フィールド』(カレン・ロバーズ、ソニー・マガジンズ) 2004
  • 『銀のアーチに祈りを』(カレン・ロバーズ、ヴィレッジブックス) 2007
  • 『いつも天使は夢の中に』(カレン・ロバーズ、ヴィレッジブックス) 2010

スーザン・マレリー[編集]

  • 『愛しいあなた』(スーザン・マレリー、ハーレクイン) 2005
  • 『スプーン一杯のロマンス』(スーザン・マレリー、ハーレクイン) 2007
  • 『あなたに片思い』(スーザン・マレリー、ハーレクイン) 2013

アマンダ ・クイック[編集]

  • 『雇われた婚約者』(アマンダ・クイック、ソニー・マガジンズ) 2006
  • 『真夜中まで待って』(アマンダ・クイック、ヴィレッジブックス) 2007
  • 『首飾りが月光にきらめく』(アマンダ・クイック、ヴィレッジブックス) 2009
  • 『炎の古城をあとに』(アマンダ・クイック、ヴィレッジブックス) 2009

アイリス・ジョハンセン[編集]

  • 『灼熱の悪夢から逃れて』(アイリス・ジョハンセン、ヴィレッジブックス) 2011
  • 『いにしえの夢に囚われ』(アイリス・ジョハンセン、ヴィレッジブックス) 2011
  • 『シーラの黄金を追って』(アイリス・ジョハンセン、ヴィレッジブックス) 2012
  • 『愛しき顔がよみがえる』(アイリス・ジョハンセン、ヴィレッジブックス) 2013
  • 『パンドラの眠り』(アイリス・ジョハンセン、ヴィレッジブックス) 2014
  • 『ゴブレットは赤く染まって』(アイリス・ジョハンセン、ヴィレッジブックス) 2014

その他ハーレクイン作品[編集]

  • 『キス療法』(キャシー・マイルズ、ハーレクイン・エンタープライズ日本支社) 1985
  • 『愛のトライアル』(メアリー・キャノン、ハーレクイン・エンタープライズ日本支社) 1986
  • 『愛の告発者』(ジョアン・ロス、ハーレクイン・エンタープライズ日本支社) 1986
  • 『モデルはおいや?』(ヘレン・コンラッド、ハーレクイン・エンタープライズ日本支社) 1987
  • 『セクシー・バルーン』(エレイン・K・スタリーング、ハーレクイン・エンタープライズ日本支社) 1988
  • 『青い海の記憶』(カーラ・ネガーズ、ハーレクイン) 1989
  • 『孤独な狩人』(ジェニファー・グリーン、ハーレクイン) 1990
  • 『止めないであなた』(エマ・J・スペンサー、ハーレクイン) 1992
  • 『抱きしめていて』(グレンダ・サンダーズ、ハーレクイン) 1992
  • 『ハートが危ない』(エリーズ・タイトル、ハーレクイン) 1995
  • 『最高の夢をかなえて』(キャンディス・シューラー、ハーレクイン) 1996
  • 『マイ・バレンタイン'97 - 愛の贈りもの』(メリル・ソーヤー, ジーナ・ウィルキンズ, ケイト・ホフマン、麻生りえ, 香月銀歩共訳、ハーレクイン) 1997
  • 『秘密のサンタクロース』(デイ・ラクレア、ハーレクイン) 1999
  • 『飛びこんできた恋』(レイ・マイケルズ、ハーレクイン) 2000
  • 『純白の花嫁』(バーバラ・マクマーン、ハーレクイン) 2001
  • 『復讐に乾杯』(アレックス・ライダー、ハーレクイン) 2001
  • 『裏切られたシンデレラ』(レニー・ローゼル、ハーレクイン) 2000
  • 『情熱の国の恋人』(バーバラ・マクマーン、ハーレクイン) 2002
  • 『愛は永遠に』(デボラ・シモンズ、真咲理央, 伊坂奈々共訳、ハーレクイン) 2002
  • 『仕組まれたウエディング』(エマ・ダーシー、ハーレクイン) 2003、のち改題『キング三兄弟の結婚Ⅰ 仕組まれたウエディング』 2006
  • 『キスは涙の味』(パトリシア・ウィルソン、ハーレクイン) 2003
  • 『秘書の憂鬱』(ジェシカ・ハート、ハーレクイン) 2004
  • 『春を待ちわびて』(ベティ・ニールズ、ハーレクイン) 2005
  • 『あなたへの旅路』(エマ・ダーシー, ミランダ・リー、片山真紀共訳、ハーレクイン) 2006
  • 『ひと夏の冒険』(ジェイン・アン・クレンツ, ローリー・フォスター、寺田ちせ共訳、ハーレクイン) 2008
  • 『花嫁の物語』(デボラ・シモンズ、江田さだえ, 泉屋ゆり子共訳、ハーレクイン) 2008
  • 『恋に落ちた夜』(キャロル・マリネッリ、ハーレクイン) 2009、のち再版 2012
    • 『恋に落ちた夜』(キャロル・マリネッリ、ハーパーコリンズ・ジャパン) 2015
  • 『春を待ちわびて』(ベティ・ニールズ、ハーパーコリンズ・ ジャパン) 2020

脚注[編集]

  1. ^ a b 『文藝年鑑2015』
  2. ^ レスリー・メイヤー『九十歳の誕生パーティ』(創元推理文庫) 2013