進洋丸

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進洋丸(5代目)
実習船の進洋丸(2008年撮影)
基本情報
船種 航海練習船
所有者 宮崎県
建造所 長崎造船
信号符字 7JAO[1]
IMO番号 9348962[2]
MMSI番号 431328000
経歴
起工 2004年10月5日[3]
進水 2004年12月14日[3]
竣工 2005年3月15日[3]
現況 就航中
要目
総トン数 646トン[4]
全長 64.21m[4]
登録長 61.01m[4]
10.00m[4]
深さ 深さ 3.80m[4]
型深さ 4.10m[5]
主機関 NIIGATA 6M34BFT-4×1 (M.C.R.)1,471kW×290min-1[4]
推進器 4Blades CPP×1[4]
最大速力 15.576ノット[4]
航海速力 13.00ノット[4]
航続距離 15,000マイル[4]
搭載人員 68名(乗組員21,教官3,学生44)[4]
乗組員 21名(士官9,部員12)[6]
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進洋丸(しんようまる)は、宮崎県が運航している漁業練習船である[4]宮崎県立宮崎海洋高等学校が使用している[4]。2022年時点で運航しているのは5代目[3]

略歴[編集]

特徴[編集]

船の運航やマグロ延縄漁業の実習を実施している[8]。ハワイ近海で実習する場合がある[9]。実習で漁獲したマグロは冷凍保存され、神奈川県三浦市三崎漁港で水揚げされる。1航海で1,000万円近い漁獲となる場合がある[9]。冷凍されたマグロは一般公開の際に格安で販売される場合がある[要出典]。 みやざきみなと祭りや寄港先で一般公開される場合がある[2]

エピソード[編集]

  • 長期航海実習の出発や帰港は宮崎県内の風物詩[10][11]

脚注[編集]

  1. ^ 海洋移動業務において使用されるアルファベット順の曲の呼び出し符号表 有効期限:平成26年12月31日 14ページ”. 総務省 (2012年). 2016年12月21日閲覧。
  2. ^ a b 日本丸 (帆船)、進洋丸 (宮崎海洋高等学校 実習船)、宮崎みなとまつり、宮崎港”. 宮崎県の「山」と「観光地」・「行楽地」 (2014年). 2016年12月22日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j 歴代進洋丸 進洋丸の歴史) 詳細データ”. 宮崎県. 2022年7月3日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p SHINYO MARU(進洋丸) 詳細データ”. 海上技術安全研究所. 2016年12月21日閲覧。
  5. ^ アンチローリングタンク 実績紹介”. ジャパンマリンユナイテッド株式会社. 2022年7月3日閲覧。
  6. ^ 文教警察企業常任委員会資料 3ページ 宮崎海洋高等学校進洋丸代船建造事業”. 宮崎県教育委員会 (2020年12月3日). 2016年12月21日閲覧。
  7. ^ 新船、来年1月から建造 海洋高実習船「進洋丸」”. 宮崎日日新聞 (2012年). 2021年12月26日閲覧。
  8. ^ 実習船「進洋丸」 - 宮崎県立宮崎海洋高等学校ホームページ”. 宮崎県. 2022年7月3日閲覧。
  9. ^ a b 実習船「進洋丸」 - 宮崎県立宮崎海洋高等学校ホームページ”. 宮崎県 (2011年11月13日). 2022年7月3日閲覧。
  10. ^ 72日間たくましく成長 宮崎海洋高実習船が帰港”. 宮崎日日新聞 (2019年11月15日). 2022年7月3日閲覧。
  11. ^ 「仲間と協力し意義ある実習に」 宮崎海洋高の実習船が出港”. 宮崎日日新聞 (2020年1月9日). 2022年7月3日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]