通夜

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通夜(つや)とは、葬儀前夜に夜通しで行う儀式のことである。仏教においてのみならず、神道キリスト教においても行われる。

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仏教の通夜 [編集]

仏教の通夜は故人の成仏を祈る。

起源は、釈迦の入滅後、悲しんだ弟子たちが遺体を守りながら夜通し説法を行ったという故事によるのが通説だが、『古事記』に記された天若日子(あめのわかひこ)の葬送を起源とする説もある。古代日本で行われたに由来するとも言われる。通夜は本来、夜通しで行うとされるが最近では夜6時頃から9時頃まで一般の参列者を招き僧侶の読経も1回のみという形の「半通夜」にする場合が多くなってきている。その後は、翌日の葬儀まで、近親者が夜通し付き添うのが習わしになっている。

よって線香、蝋燭を絶やしてはならないから起きておかねばならないというのは逆で、絶える間が無いとあるべきである。近年、葬儀当日に寝不足になることを不満に持つ喪主が増えている事も事実であり、まさに本末転倒である。現在では線香を一晩持つ蚊取り線香型の線香で代用するなど、負担が減らされる傾向にある。

通夜は遺体を納棺した後祭壇を組んで行う。最近は寺院や葬儀専用ホールなどで行われることが多く、自宅あるいは葬祭場などで遺体を納棺した後、寝台車で式場へ搬送し祭壇に安置する。

神道の通夜 [編集]

神式の通夜は「通夜祭」と呼ぶ。

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キリスト教の通夜 [編集]

正教会にはギリシャ語の語源で「夜通しの祈り」を意味する、「パニヒダ」という永眠者の為の式典がある。日本正教会では葬式前晩のパニヒダを通夜と呼ぶ事を忌避していない[1]

西方教会では「前夜式」、「通夜式」などと呼ばれる。

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地域差 [編集]

地方によっては、通夜を行わない風習を持つ地域もある(秋田県の一部など。秋田市や青森県弘前市では一般的に火葬を行ってから、通夜(逮夜)・告別式を行うことが多い)。また、昼間に勤務などで告別式に参列できないなどで、近親者以外は通夜のみに参列し、告別式には参列しないのが一般的な地域もある(北海道の一部の地域など)。逆に通夜は近親者のみ参列し、一般の参列者は葬儀にのみ参列するのが一般的な地域もある(東北地方の一部の地域など)。但し、これらの事情は絶対的なものではないので、地域の事情と異なる方へ参列しても無礼となることではない。

転語 [編集]

転じて、大敗北が確定などきわめて場の空気が凍った状態のことを指すこともある。

脚注 [編集]

関連項目 [編集]