近藤邦夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

近藤 邦夫(こんどう くにお、1942年 - )は、日本心理学者東京大学名誉教授

人物・経歴[編集]

東京生まれ。1965年国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。1968年東京大学大学院教育学研究科教育心理学修了。1969年同博士課程中退、助手。1975年順天堂大学体育学部専任講師。1977年千葉大学教育学部専任講師。1978年同助教授。1985年東京大学教育学部教育心理学科助教授。1994年同教授。2002年退官、東京大学名誉教授。専門は臨床心理学[1][2][3]

著書[編集]

  • 『教師と子どもの関係づくり : 学校の臨床心理学』東京大学出版会 1994年
  • 『子どもと教師のもつれ : 教育相談から』岩波書店 1995年
  • 『子どもの成長 教師の成長』東京大学出版会、2000年

訳書[編集]

  • 『亡命の現代史4 -社会学者・心理学者』(共訳)みすず書房 1973年
  • 『エリクソン VS.ニュートン』みすず書房 1975年
  • S.J.コーチン『現代臨床心理学』(共訳)弘文堂 1980年
  • エリクソン『玩具と理性』みすず書房 1981年

脚注[編集]

  1. ^ 近藤邦夫こんどう・くにおみすず書房
  2. ^ 佐藤学「近藤邦夫教授・最終講義 : 近藤教授プロフィール」『ネットワーク : 年報』第4巻、東京大学大学院教育学研究科附属学校臨床総合教育研究センター、2002年、97-98頁、doi:10.15083/00036873hdl:2261/1519 
  3. ^ これまでの50年 これからの50年 (PDF) 東京大学大学院教育学研究科