車山神社
| 車山神社 | |
|---|---|
 社殿（2011年6月） | |
| 所在地 | 長野県茅野市北山3413（車山山頂）[1] |
| 位置 | 北緯36度06分11秒 東経138度11分51秒 / 北緯36.10306度 東経138.19750度座標: 北緯36度06分11秒 東経138度11分51秒 / 北緯36.10306度 東経138.19750度 |
| 主祭神 | 大山津見神・建御名方神[1]・八坂刀売神[2] |
| 創建 | 昭和初期[2] |
| 本殿の様式 | 石造[3] |
| 地図 |
  車山神社 |
車山神社（くるまやまじんじゃ）は、長野県茅野市北山、車山山頂（標高1,925メートル）にある神社[1]。
祭神[編集]
公式ウェブサイトによると、以下の2柱を主祭神としている[1]。
歴史[編集]
昭和初期、霧ヶ峰のガボッチョにおいてスキー場が整備された際、茅野市北大塩区が建立し大山津見神を祀った「スキー神社」を前身とする。その後、車山高原の開発とともに現地に遷宮され、諏訪神社の神々である建御名方神・八坂刀売神と合祀された[2]。霧ヶ峰の最高峰たる車山の山頂（標高1,925メートル）に鎮座し、社殿は風雪を伴う厳しい自然環境に耐える石造となっている[3]。
2019年（令和元年）冬、絵馬の発売を開始し、境内に絵馬掛け台を設置した[4]。
祭事[編集]
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- 山開き祭 - 春に行われる開山祭[5]。
- 車山御柱祭 - 諏訪大社の御柱祭と同年に行われる小宮祭[6]。山から切り出した木を里に曳き降ろす他社とは異なり、山頂の社殿まで曳き上げる点が当社独特である。4本の柱のうち、人力で曳くのは1本（一之御柱）のみ[注 1]。当日は神職を先頭に、ラッパを鳴らしながら参加者一同300メートル下の中腹から曳き上げる。柱を建てたら、神職の最敬礼とともに、参加者一同万歳を行う[注 2]。観光開発とともに生まれた、歴史の新しい御柱祭である。殊に最も標高の高い地点で行われる御柱祭でもある[8]。
- 冬の山開き祭 - 冬の車山高原スキー場開場に際して行われる安全祈願祭[9]。
- 車山火祭り - 灯火によって迷い人を導いたという、当地に伝わる天狗伝説[要検証]を由来とする火祭り[10]。
交通アクセス[編集]
地図。右は白樺湖。
「車山高原スキー場#交通」も参照
-
社殿（2009年8月） -
車山山頂（2011年6月） -
隣接する車山気象レーダー観測所（2010年1月） -
車山高原リフト（2008年7月）
関連項目[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d “車山神社について”. 車山神社. 2022年1月16日閲覧。
- ^ a b c d “御柱祭と車山神社”. あの頂を越えて. 2022年1月16日閲覧。
- ^ a b 服部有人 2015, pp. 39.
- ^ “待望の初滑り楽しむ 車山高原ＳＫＹＰＡＲＫスキー場”. 信州市民新聞グループ (岡谷市民新聞社). (2019年12月14日) 2022年1月16日閲覧。
- ^ “山開き祭”. 車山神社. 2022年1月16日閲覧。
- ^ “車山御柱祭”. 車山神社. 2022年1月16日閲覧。
- ^ 服部有人 2015, 序文「小宮とは 小宮御柱祭とは」.
- ^ a b 服部有人 2015, pp. 39–42.
- ^ “冬の山開き祭”. 車山神社. 2022年1月16日閲覧。
- ^ “車山火祭り”. 車山神社. 2022年1月16日閲覧。
- ^ “車山神社”. じゃらん. リクルート. 2022年1月16日閲覧。
参考文献[編集]
- 服部有人『信州諏訪 小宮御柱祭 巡礼』服部有人、2015年。