起立性調節障害

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起立性調節障害(きりつせいちょうせつしょうがい)とは、自律神経失調症の一種。中学生の約10%にみられ、特に思春期の女子に多いとされる。

[編集] 症状

身体的な症状としてはめまい立ちくらみが一番多くみられ、その他にも動悸・息切れ・睡眠障害・食欲不振・腹痛・頭痛・倦怠感など人によりさまざまな症状が現れる。

精神的な症状としては疲労感・過換気症候群不安障害などがみられる場合もある。

[編集] 診断基準

下の表の大症状1+小症状3、大2+小1、大3以上が当てはまり、他に身体的疾患が認められない場合を診断基準とする。 しかし、実際のところは起立試験で異常が見られないと、病気ではないという診断が下されることが多い。 そのため思春期の子供の中には不登校と親に勘違いされていることが多い。

分類 no 症状
大症状 A 立ちくらみあるいは目まいを起こしやすい
大症状 B 立っていると気持ち悪くなる、ひどくなると倒れる
大症状 C 入浴時、あるいはいやなことを見聞きすると気持ちが悪くなる
大症状 D 少し動くと動悸、あるいは息切れがする
大症状 E 朝起きが悪く、午前中調子が悪い
小症状 a 顔色が青白い
小症状 b 食欲不振
小症状 c 強い腹痛
小症状 d 倦怠あるいは疲れやすい
小症状 e 頭痛
小症状 f 乗り物酔い
小症状 g 起立試験による脈圧の狭小化(16mmHg以上)
小症状 h 起立試験で、収縮時血圧が安静時より21mmHg以上低下する
小症状 i 起立試験で脈拍数が1分間あたり21以上増える
小症状 j 起立試験で典型的な心電図がみられる


「しばしば」「時々」「たまに」の質問もして、それも考慮して陽性かどうかを判定する。