綿谷寛
綿谷 寛（わたたに ひろし、1957年 - ）は、日本のファッションイラストレーター。愛称は、綿谷“画伯”寛[1]。
自身の画風を、基本2分類している（「マジタッチ」＝1950年代のアメリカンイラストレーション黄金期スタイルを継承した写実画、「バカタッチ」＝風刺画や取材ルポなどで用いるマンガタッチ）[2]。
来歴[編集]
東京都出身。父は左官[3][4]。小学3年のとき（当時の実家は板橋[5]）、母が買ってくれた入門書によって漫画家に憧れ、雑誌の懸賞に作品を応募もする。
中学生時代、兄が愛読していた雑誌『MEN'S CLUB』でファッションとイラストに目覚め、ファッションイラストレーターを志す。都立の商業高校ではテニス部に在籍[6]。セツ・モードセミナーに入り、校長の長沢節やイラストレーターの穂積和夫らから指導を受ける[7][5][4]。
1979年、雑誌『POPEYE』にてイラストレーターとして活動[8][9][10]。
いであつし（コラムニスト）とは雑誌『Begin』連載の「ナウアール」「ナウのれん」などで、タッグを組んできた[1][11]。2015年9月には伊勢丹新宿店に、いでわたコンビの期間限定セレクトショップが置かれた[12]。
書籍イラスト[編集]
- プロ野球ユニフォーム物語（ベースボール・マガジン社、綱島理友著）
- 日本プロ野球ユニフォーム大図鑑 上・中・下（ベースボール・マガジン社）
- 渋カジが、わたしを作った。団塊ジュニア＆渋谷発 ストリート・ファッションの歴史と変遷（講談社、増田海治郎著）
- 絵本 フィリックス シリーズ（枻出版社）
- ほしのこどもとフィリックス
- こちょこちょフィリックス
- はーっくしょん！フィリックス
- ふしぎなえきのフィリックス
- なにかな？なにかな？フィリックス
- きのみをひろったフィリックス
著書[編集]
- STYLE: 男のファッションはボクが描いてきた（小学館）
脚注[編集]
- ^ a b いであつしの「MADE IN フントニモー」
- ^ 自著を語る4 綿谷 寛 『STYLE』 小学館 BOOK PEOPLE×本の窓
- ^ 綿谷寛さん From Kentaro Matsuo THE RAKE JAPAN
- ^ a b メンズファッションイラストレーター綿谷 寛ができるまで。2 麻布テーラー
- ^ a b メンズファッションイラストレーター綿谷 寛ができるまで。1 麻布テーラー
- ^ 【対談】いであつしと綿谷 寛が語り合う、「みんな好きでしょ？ラコステのポロシャツ」（1/2） RECOMMEND 伊勢丹メンズ館 公式メディア - ISETAN MEN'S net
- ^ メンズファッションイラストレーター綿谷 寛さんは言う “メンクラ”でイラストを描きたかった メンズクラブ・オンライン
- ^ メンズファッションイラストレーター綿谷 寛ができるまで。3終 麻布テーラー
- ^ 2017年、ここが気になった！そのファッション大丈夫？ビジネスマン編 アエラスタイルマガジン
- ^ 綿谷 寛｜MY BROOKS BROTHERS STORY Brooks Brothers 創立200周年スペシャルサイト
- ^ “ナウ”のトリセツ 長い？短い？“イマどき”の賞味期限 いであつし＆綿谷画伯の勝手な流行事典 永久？保存版（世界文化社 ビッグマンスペシャル）
- ^ 世界の傑作モノ博 いでわたセレクトショップOPEN! 伊勢丹新宿店
 | この項目は、美術家・芸術家に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:美術/PJ:美術）。 |