竹良実

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
たけよし みのる
竹良 実
生誕 日本青森県
職業 漫画家
活動期間 2013年 -
ジャンル 青年漫画
受賞 第265回スピリッツ賞「スピリッツ賞」
テンプレートを表示

竹良 実(たけよし みのる)は、日本漫画家青森県出身[1]。2013年に『地の底の天上』で第265回スピリッツ賞の最高賞を受賞し[2]、翌2014年に『辺獄のシュヴェスタ』(小学館月刊!スピリッツ』掲載)で連載デビューした[3]

来歴[編集]

2012年漫画 on Webの第3回ネーム大賞に投稿した『地の底の天上』で佳作を受賞[4]2013年にこの作品を完成原稿化した同名作品『地の底の天上』で第265回スピリッツ賞の最高賞である「スピリッツ賞」を受賞し[4][5]、『月刊!スピリッツ』2013年11月号誌上にてデビュー[4]。同作は紙面での掲載のほか、後述する『辺獄のシュヴェスタ』の連載開始に合わせて、スピリッツ公式サイト「SPI-NET」と、小学館が運営する漫画情報サイト「コミスン」での無料公開も行われ[2]、掲載サイトがアクセス過多によるサーバーダウンを起こすほどの反響を得た[6]

スピリッツ賞の受賞後、約1年間のアシスタント活動を経て[1]2014年に『月刊!スピリッツ』2015年2月号より『辺獄のシュヴェスタ』の連載を開始[3]。同作は6巻まで刊行され[7]、第2巻の発売の際には、荒川弘ゆうきまさみ伊藤悠幸村誠らから、高評価なコメントを寄せられた[8]

作品リスト[編集]

連載[編集]

読切[編集]

  • 地の底の天上(佐藤漫画製作所漫画 on Web」第3回ネーム大賞結果報告に掲載[10]) - 佳作受賞[4]
  • 無限心中(佐藤漫画製作所「漫画 on Web」第4回ネーム大賞結果報告に掲載[11]) - 佳作受賞[4]
  • 地の底の天上(小学館『月刊!スピリッツ』2013年11月号掲載) - 上記した『地の底の天上』の完成原稿版[4]
  • 不朽のフェーネチカ(講談社月刊アフタヌーン』2018年7月号掲載[12]) - 2018年7月6日にこの作品単体での電子書籍が発売[13]

脚注[編集]

  1. ^ a b 【規格外新人】圧倒的歴史大作スタート!「月!スピ」新連載『辺獄のシュヴェスタ』の作者、竹良 実の受賞作『地の底の天上』を公開!”. コミスン/小学館. 2015年11月16日閲覧。
  2. ^ a b 「スピリッツ賞」受賞作 紙幣贋作師描いた漫画「地の底の天上」がWebで公開され話題に”. ねとらぼ (ITmedia) (2014年12月28日). 2018年5月25日閲覧。
  3. ^ a b 月スピで新人の歴史大作が始動、魔女狩りの時代を生きる少女の物語”. コミックナタリー. 2015年11月16日閲覧。
  4. ^ a b c d e f ネーム大賞参加者さんのご活躍 2015年6月、7月、8月”. マンガonウェブ (2016年1月26日). 2018年5月25日閲覧。
  5. ^ 『辺獄のシュヴェスタ』第1巻 竹良実 【日刊マンガガイド】”. このマンガがすごい!WEB (2015年7月4日). 2018年5月25日閲覧。
  6. ^ マンガ質問状:「辺獄のシュヴェスタ」 投稿作が人気すぎてサーバーダウンも”. MANTANWEB (2015年11月28日). 2018年5月25日閲覧。
  7. ^ 修道院で3年間地獄を生き延びたのは全てその日の為だった『辺獄のシュヴェスタ』完結!最終6巻配信+1巻無料試し読み中”. ニコニコインフォ (niconico) (2017年12月22日). 2018年5月25日閲覧。
  8. ^ 「辺獄のシュヴェスタ」2巻、荒川弘やゆうきまさみからのコメントも”. コミックナタリー. 2015年11月16日閲覧。
  9. ^ “竹良実が植物病理学者の闘い描く新連載がスピリッツで、「クロサギ」外伝も登場”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年9月26日). https://natalie.mu/comic/news/495094 2022年9月26日閲覧。 
  10. ^ 第3回ネーム大賞結果報告”. マンガonウェブ. 2018年5月25日閲覧。
  11. ^ 第4回ネーム大賞結果報告”. マンガonウェブ. 2018年5月25日閲覧。
  12. ^ 「蟲師」漆原友紀の日常ファンタジー「猫が西向きゃ」アフタで隔月連載”. コミックナタリー. 2018年5月25日閲覧。
  13. ^ 「不朽のフェーネチカ」既刊・関連作品一覧”. 講談社コミックプラス. 2018年7月6日閲覧。

外部リンク[編集]