社会運動標榜ゴロ
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社会運動標榜ゴロ(しゃかいうんどうひょうぼうゴロ)(榜の漢字が常用漢字でないため、公用文等では社会運動標ぼうゴロという表記が一般的)とは各都道府県の市町村振興課に対して政治団体としての登録を行っている新興政治団体で政治活動が目的でなく暴力団対策法により解散に追い込まれた暴力団の構成員が単純な利得行為や詐欺・恐喝目的で行うものをいう。
伝統的な暴力団の経済活動への対策強化や、1981年の商法改正による総会屋対策が行われた際に生まれ、1986年には警察庁に対策が必要な集団として分類されるようになった。
株主権の行使に名を借りたり、社会運動や政治活動を仮装、標ぼうするなどして合法的な行為を装いつつ、企業活動に介入し、暴力団の威力を利用して不当な利益を得るもの 通称「ミンボー」をいい 近年社会問題となった、『ミンボーの女』など「ミンボー対策映画」は国民的大ヒットを記録し「ミンボー」被害は一時大幅に減少したが、一方で「ミンボー」がしにくくなった暴力団側の襲撃を受け伊丹十三監督など制作会社関係者が自殺する事態に陥った。
「ミンボー」被害の相談は地元の都道府県警察本部が受けている他、各都道府県に支部のある特定特殊法人である(財)暴力団対策推進センターなど公的機関が対策弁護士などの無料紹介サービスを行っている。
近年は「ミンボー」被害を分析し暴力団を取り締まるため犯罪資金流通防止法が国会で制定されたほか、各都道府県警察において暴力団対策課を強化した組織犯罪対策課など強力な「ミンボー対策課」が登場している。
参考文献 [編集]
- ピーター・B・E・ヒル 『ジャパニーズ・マフィア ヤクザと法と国家』 田村未和訳、三交社、2007年。ISBN 978-4-87919-169-4。