硝酸マンガン(II)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
硝酸マンガン(II)
{{{画像alt1}}}
識別情報
CAS登録番号 10377-66-9 チェック, 17141-63-8 (hexahydrate) チェック
PubChem 61511
EINECS 233-828-8
国連番号 2724
特性
化学式 Mn(NO3)2
モル質量 178.95 g/mol
外観 白色の結晶性固体
密度 1.536 g/cm3
融点

37 °C, 310 K, 99 °F

沸点

100 °C, 373 K, 212 °F

関連する物質
その他の陰イオン 塩化マンガン(II)
その他の陽イオン 硝酸マグネシウム
硝酸カルシウム
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

硝酸マンガン(II)(しようさんマンガン、: Manganese(II) nitrate)はマンガン硝酸塩で、化学式Mn(NO3)2で表される無機化合物。マンガンイオンMn2+一つと硝酸イオンNO3-二つで構成される。様々な水和物の形をとり、一般には四水和物や六水和物、無水物が知られる。四水和物は単斜晶系、六水和物は斜方晶系の結晶構造をとる、-30℃から25.8℃の間は六水和物、25.8℃を越えると三水和物となり、129.4℃で分解する[1]セラミックス触媒、高純度酸化マンガンの製造に用いられる[1]

製法[編集]

炭酸マンガン(II)硝酸に溶解することにより得られる。

MnCO3 + 2 HNO3 → Mn(NO3)2 + H2O + CO2

また、二酸化マンガン二酸化窒素の反応により製造することもできる[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b 鈴木仁美 『窒素酸化物の事典』 丸善2008年、250頁。ISBN 978-4-621-08048-1
  2. ^ Arno H. Reidies, “Manganese Compounds” in Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry, 2002, Wiley-VCH, Weinheim. doi:10.1002/14356007.a16_123