石渡満子

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1953年

石渡 満子(いしわた みつこ、1905年(明治38年)1月13日 - 1974年(昭和49年)8月27日)は、日本の裁判官弁護士。女性として日本で最初に裁判官となった。

略歴[編集]

神奈川県京都府との説もある)にて、旧名主であり官吏の家の4人姉妹の長女として出生。1922年東京女子高等師範学校附属高等女学校本科卒業[1]1926年東京女子高等師範学校卒業。卒業と同時に結婚する。8年後に離婚し、法曹を志し、明治大学に進学し、1944年に卒業。1945年司法試験に合格。1948年婦人法律普及会を結成。

1949年女性初の判事補として東京地方裁判所に赴任[2]1950年婦人人権擁護同盟を組織。1961年判事となり、関東各地の地方裁判所に赴任。1970年横浜地方裁判所横須賀支部で定年退官。弁護士となり、第二東京弁護士会に所属。

脚注[編集]

  1. ^ 『官報』第2915号、大正11年4月24日、p.652.NDLJP:2955032/4
  2. ^ 『官報』第6723号、昭和24年6月14日、p.108.NDLJP:2963265/3

参考文献[編集]