真幸中継局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
真幸中継局
NHK宮崎・真幸中継局
NHK宮崎・真幸中継局
送信波 地上デジタル放送
地上アナログ放送(運用終了)
送信放送局 NHK宮崎放送局
宮崎放送 (MRT)
テレビ宮崎 (UMK)
空中線電力 3W(地デジ)
放送区域 えびの市、小林市の一部(地デジ)
受信世帯 9,657世帯(地デジ)
開局 2008年7月1日
設置場所 889-4162 宮崎県えびの市内竪字山神
特記事項:
上記の開局日は地上デジタル中継局のもの。アナログ放送設備は2011年7月24日に全局廃止。
テンプレートを表示
MRT・UMK真幸中継局

真幸中継局(まさきちゅうけいきょく)は、宮崎県えびの市の西側、大字内竪字山神にあるテレビ放送の中継局である。

概要[編集]

えびの市域の基幹中継局としては、同市東側へ1960年代に設置された飯野中継局があり、1970年代(民放局は1980年代)に設置された真幸中継局は補完的な位置づけであった。しかし、えびの市南西に位置する鹿児島県湧水町にある吉松中継局の電波を受信するためのUHFアンテナで真幸中継局も同時に受信できるため、えびの市内では真幸中継局の受信が一般化した。2008年に地上デジタル放送の中継局が設置された際に真幸中継局は「重要中継局」と位置づけられ、飯野中継局と同時開局となり、送信出力も飯野中継局と同等に引き上げられている。

放送設備[編集]

地上デジタルテレビ放送[編集]

ID 放送局名 物理チャンネル 空中線電力 ERP 放送対象地域
1 NHK宮崎 総合 29ch 3W 19W 宮崎県
2 Eテレ 28ch 16.5W 全国
3 UMKテレビ宮崎 31ch 12.5W 宮崎県
6 MRT宮崎放送 30ch

補足[編集]

地上デジタルテレビ放送は2008年7月1日から本放送開始。予備免許は同年5月29日に交付、試験放送は同年6月9日から実施していた。

主な受信地域:宮崎県 えびの市・小林市の各一部、エリア内受信世帯:9,657世帯。出力については地上アナログテレビ放送と同じ為、事実上の増力となる。

地上アナログテレビ放送(運用終了)[編集]

2011年7月24日に放送終了。

放送局名 チャンネル 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
MRT宮崎放送 40ch 映像3W
/音声750mW
映像15W
/音声3.8W
宮崎県 -
UMKテレビ宮崎 42ch
NHK宮崎教育 46ch 映像18W
/音声4.5W
全国
NHK宮崎総合 48ch 宮崎県

関連項目[編集]