熱暴走
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熱暴走(ねつぼうそう、Thermal runaway)とは、化学や回路設計の分野で用いられる用語で、発熱が更なる発熱を招くという正のフィードバックにより、温度の制御が出来なくなる現象、あるいはそのような状態のこと。この現象が生じると温度が際限なく上昇し、最終的には機器の破壊や爆発に至る。単純な過熱による動作不良や、熱によってコンピュータのプログラムが暴走する現象についてはオーバーヒートを参照。
例えば、バイポーラトランジスターは温度上昇に従って電気伝導性が増す性質を持っている(負の温度係数を持つ)。このため、適切な処理を行なわずに利用した場合、一旦温度上昇が生じることで、より大きな電流が流れ、さらなる温度上昇を招いて、最終的には素子の破壊に陥る。

