淡路島の人工島

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淡路島の人工島(あわじしまのじんこうとう)、は兵庫県淡路島にある人工島佐野新島生穂新島志筑新島塩田新島)を意味する。

佐野新島[編集]

佐野新島
上空から佐野新島を見下ろす
所在地 日本の旗 日本兵庫県淡路市佐野新島
所在海域 大阪湾
面積 0.66 km²
海岸線長 4.39 km
プロジェクト 地形
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概要[編集]

津名地域の人工島で一番北に位置する。島内には兵庫県立淡路佐野運動公園が整備されており、2002FIFAワールドカップでは、イングランドチームのキャンプ地として使用された[1]

施設[編集]

アクセス[編集]

生穂新島[編集]

生穂新島
島内にある淡路市役所
所在地 日本の旗 日本兵庫県淡路市生穂新島
所在海域 大阪湾
面積 0.65 km²
海岸線長 3.52 km
プロジェクト 地形
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概要[編集]

津名地域の人工島で北から二番目に位置する。島内には淡路市役所が存在するほか、空き地が数多く存在する。2013年に発生した淡路島地震では島内の様々な場所で液状化現象が発生した[2]2023年に淡路市は島内に球技も可能な人工芝の運動公園を整備すると発表し、2023年度当初予算案に整備費1億円を計上した[3]

施設[編集]

アクセス[編集]

志筑新島[編集]

志筑新島
イオン淡路店から島の中心部を眺める
所在地 日本の旗 日本兵庫県淡路市志筑新島
所在海域 大阪湾
面積 0.56 km²
海岸線長 3.36 km
プロジェクト 地形
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概要[編集]

津名地域の人工島で北から三番目、旧津名町市街地から一番近い海域上に位置する。1970年代に造成された志筑新島は2013年淡路島地震で生穂新島、塩田新島と同様島内の様々な場所で液状化現象が発生した[4]。島の北半分は数々の企業で形成され、南半分は住宅街や商店街で形成されている。島の南東部は数多くのソーラーパネルで埋め尽くされている。

施設[編集]

アクセス[編集]

塩田新島[編集]

塩田新島
島内にある淡路ワールドパークONOKOROの玄関口
所在地 日本の旗 日本兵庫県淡路市塩田新島
所在海域 大阪湾
面積 0.28 km²
海岸線長 2.44 km
プロジェクト 地形
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概要[編集]

津名地域にある人工島の中で最南端に位置する。津名地域の人工島で唯一人工島同士が橋で結ばれている。島の北半分は企業やソーラーパネルで占めており、島の南半分は淡路ワールドパークONOKOROが占めている。2013年淡路島地震では、他の人工島と同様島内の様々な場所で液状化現象が発生した。

施設[編集]

アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 淡路佐野運動公園とは? -淡路佐野運動公園
  2. ^ 小山拓志「2013年淡路島付近で発生した地震による液状化現象の被害分布図」『季刊地理学』第66巻第3号、東北地理学会、2015年、193-201頁、CRID 1390282679439720704doi:10.5190/tga.66.193ISSN 09167889 
  3. ^ 淡路市、生穂新島に新たな運動公園整備へ 人工芝、防球ネット設け球技可能に 神戸新聞NEXT
  4. ^ 2013年4月13日淡路島地震による液状化発生地点の分布と土地条件 -CiNii