池谷・村上彗星

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池谷・村上彗星
P/2010 V1 (Ikeya-murakami)
彗星
周期彗星の一覧 / 非周期彗星の一覧
発見
発見者  池谷薫村上茂樹
発見日  2010年11月2日(UTC)
符号・別名 
軌道要素 - IAUNASA
元期 2010 Oct. 11.0TT
離心率 (e)  0.48799
近日点距離 (q)  1.5785 AU
軌道長半径 (a)  3.0830 AU
遠日点距離 (Q)  -
公転周期 (P)  5.41
軌道傾斜角 (i)  9.38°
近日点引数 (ω)  152.40°
昇交点黄経 (Ω)  3.82°
前回近日点通過  2010年10月13.28日
次回近日点通過  2016年3月10.13日[1]

池谷・村上彗星(いけや・むらかみすいせい、Comet Ikeya-murakami)は2010年に発見された短周期彗星である。

発見[編集]

2010年11月4日4時13分(JST)、新潟県のアマチュア天文家村上茂樹は、46cmコメットシーカー(78倍、視野1.1度)の眼視観測によって、土星とおとめ座γ星付近に9等級の新彗星を発見した[2]。 発見直後に携帯電話で報告を受けた中野主一(IAU天文電報中央局アソシエイツ)を通じ、1時間後には天文電報中央局(CBAT)で発見が確認された[3]

ところが、この発見より1日早い11月3日4時58分(JST)に、池谷・関彗星などの発見で知られる静岡県のアマチュア天文家池谷薫が、25cm反射望遠鏡(39倍)の眼視観測により8.5等級の新彗星を発見し中野にFAXで報告していたことが、新彗星発見を告げるIAUC発行の直前に判明した[3]

新彗星発見が公表されたIAUC9175[4]は村上の発見報告の6時間後に発行されたが、もし池谷の発見報告が滞りなく確認されていれば1日以内に新彗星が確認され、連名の彗星とはならなかった可能性がある。

出現[編集]

発見当時彗星は中央集光が強く最大7等級で観測されたが、1ヶ月足らずで急速に拡散していった。また、コマの形状は2007年にバーストした時のホームズ彗星のような独特な円盤状で、尾が伸びていた。このため、本来微光の彗星がバーストを起こして急増光したところを発見されたと推測されている[3]

次回は2016年3月に近日点を通過し、8等級まで明るくなる可能性がある[5]。この回帰が検出されれば周期彗星番号が割り振られるが、2010年と同様のバーストが起きなければ微光のまま回帰し、未検出に終わる可能性もある。

出典[編集]