権泰羲
権 泰羲（クォン・テヒ、朝鮮語: 권태희/權泰羲、1907年4月2日 - 1983年5月29日[1]）は、大韓民国の政治家、牧師、教員、中学校校長。制憲国会議員、文教社会分科委員長。本貫は安東権氏[2]。
経歴[編集]
慶尚北道金泉[1]または慶尚南道密陽生まれ[5]。大邱啓聖中学校、平壌崇実専門学校文科卒業。平壌神学校で牧師の按手を受け、同志社大学神学科修了（聴講生）[1][5]。その後帰国し、安東と密陽の教会の牧師[5]、キリスト教安東連合会会長を歴任した[1]。解放後は京城神学校講師、密陽公立農林学校教師・校長を経て、1947年に金泉公立中学校校長を務めた。1948年の初代総選挙で金泉郡から無所属で出馬し当選した後、国会で文教社会分科委員長などを務め、農地改革、国軍の組織にも参加したが、朝鮮戦争の際に北朝鮮に拉致された[1][5]。北朝鮮では在北平和統一促進協議会発起人兼中央委員を務めたが、1983年5月29日に77歳で死去した[1][6]。
脚注[編集]
- ^ a b c d e f “권태희(權泰羲)” (朝鮮語). 韓国民族文化大百科事典. 2023年8月13日閲覧。
- ^ “(11)안동 권씨(安東權氏)-629,291명” (朝鮮語). 금융소비자뉴스 (2014年7月21日). 2023年8月13日閲覧。
- ^ “일평생 경안노회를 떠나지 않은 주의 종(從), 임학수 목사(3)” (朝鮮語). 경북하나신문 하나굿뉴스 (2020年1月17日). 2023年9月17日閲覧。
- ^ 박관영 (2019年1月16日). “[유네스코 음악 창의도시 대구 .6] 성악가이자 작곡가…음악 거장 권태호” (朝鮮語). 영남일보. 2023年9月17日閲覧。
- ^ a b c d “대한민국헌정회”. rokps.or.kr. 2023年8月11日閲覧。
- ^ “권태희씨 사망” (朝鮮語). 중앙일보 (1983年6月2日). 2023年8月11日閲覧。