晩年 (太宰治)

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晩年(ばんねん)は、太宰治短編集[1]

1936年昭和11年)6月25日、砂子屋書房より刊行された。

著者初の創作集。第一回芥川賞候補作。

収録作品[編集]

ここに収められている大半の作品は、1932年(昭和7年)、1933年(昭和8年)、太宰が23、24歳のときに執筆されたものだと思われる。

下の表のカッコは初めて掲載された年月。

  • 葉(1934年4月)
  • 思い出(1933年4月)
  • 魚服記(1933年3月)
  • 列車(1933年2月)
  • 地球図(1935年12月)
  • 猿ケ島(1935年9月)
  • 雀こ(1935年7月)
  • 道化の華(1935年9月)
  • 猿面冠者(1934年7月)
  • 逆行(1935年2月)
  • 彼は昔の彼ならず(1934年10月)
  • ロネマスク(1934年11月)
  • 玩具(1935年7月)
  • 陰火(1936年4月)
  • めくら草紙(1936年1月)

参考資料[編集]

脚注[編集]

  1. ^ CORPORATION, KADOKAWA. “晩年”. KADOKAWAオフィシャルサイト. 2023年6月8日閲覧。

外部リンク[編集]