打上げウィンドウ

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打上げウィンドウ: Launch window)は宇宙飛行において使われる用語で、ある特定の打ち上げ機(ロケットスペースシャトル等)が打ち上げられなければならない時間帯、もしくはその時間帯が存在する期間を指す。日本語ではローンチウィンドウ発射時限とも呼ばれる。仮にロケットが何らかの理由でこの時間帯に打ち上げられなければ、次のウィンドウを待たなくてはならない[1]

これには理由がいくつかあり、例えば宇宙船宇宙ステーション等とランデブーする際には、目標物の軌道平面射場が交差する時間帯に打ち上げが行われなくてはならない。

宇宙探査機の場合だと、目標の天体に到着させるためには所定の軌道に投入せねばならず、そのためにウィンドウが厳密に設定される。例えば月探査機かぐや」が打ち上げられた2007年9月14日のウィンドウはわずか2秒間であった[2]。小惑星探査機「はやぶさ」の場合は30秒間あった[3]

人工衛星の場合でも、太陽電池パネルを搭載していると、太陽との位置関係が重要になるのでウィンドウが制限される[4]

保安上の理由でウィンドウが制限されることもある。JAXAでは飛翔中のロケットや軌道上に存在する有人施設(ISSシャトルなど)との干渉がないことを確認してウインドウの設定をしている[4]。ただし軌道上のスペースデブリは打ち上げ時の安全判断の対象としていない[4]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  1. ^ What is a launch window?
  2. ^ Cherilynn Morrow. “Space Topics: Kaguya (SELENE) To the Moon with KAGUYA Eyewitness Reports from the Launch of Japan's Mission to the Moon”. The Planetary Society. 2010年5月25日閲覧。
  3. ^ 森田泰弘~最先端の技術と最高のチームを結束して~”. JAXA. 2010年5月25日閲覧。
  4. ^ a b c 安全4-1-3 「H-ⅡBロケット 質問に対する回答」 (PDF)”. JAXA (2009年6月19日). 2010年5月25日閲覧。