成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地

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成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地
成都パンダ基地の入口 地図
各種表記
繁体字 成都大熊貓繁育研究基地
簡体字 成都大熊猫繁育研究基地
日本語読み: せいとじゃいあんとぱんだはんしょくきち
英文 Chengdu Research Base of Giant Panda Breeding
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成都パンダ基地の入口
成都パンダ基地で飼育されているジャイアントパンダ
成都パンダ基地で飼育されているレッサーパンダ

成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地 (せいとジャイアントパンダはんしょくけんきゅうきち、簡体字中国語: 成都大熊猫繁育研究基地英語: Chengdu Research Base of Giant Panda Breeding) または単に成都パンダ基地 (せいとパンダきち) は、四川省成都市にあるジャイアントパンダとその他の希少動物の研究繁殖を行う非営利の施設である。

成都パンダ基地は1987年3月に設立された[1]。成都パンダ基地は保護されたが自然に帰すことが困難だった6頭のパンダから始まった[2]2011年までに、累計172頭のパンダの繁殖に成功している[2]

成都パンダ基地は、パンダの繁殖に関する研究・保護教育・教育観光地として世界的に有名な施設である[1]。2023年時点では、オンライン予約と中国の銀行口座と紐付けられたアカウントのキャッシュレス決済を必須としたため、外国人旅行客は入れない可能性もある[3]

国際協力[編集]

成都パンダ基地はパンダの保護方法の改善のために多くの組織と協力している[4]1994年日本アドベンチャーワールドが世界初の協力先となり、2017年6月までに15頭のパンダの繁殖・育成に成功している[5]

脚注[編集]

  1. ^ a b パンダ基地に関して”. 成都大熊猫繁育研究基地. 2018年11月13日閲覧。
  2. ^ a b パンダの繁殖成果”. 成都大熊猫繁育研究基地. 2018年11月13日閲覧。
  3. ^ 早苗, 浦上 (2023年7月18日). “4年ぶりに渡航した中国は「デジタル・ガラパゴス」だった。オンライン化と実名制徹底、外国人旅行者は実質排除”. BUSINESS INSIDER JAPAN. 2023年7月20日閲覧。
  4. ^ 国際協力”. 成都大熊猫繁育研究基地. 2018年11月13日閲覧。
  5. ^ アドベンチャーワールドの繁殖研究”. アドベンチャーワールド. 2018年11月13日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯30度44分19秒 東経104度8分31秒 / 北緯30.73861度 東経104.14194度 / 30.73861; 104.14194