床几

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床几

床几(しょうぎ)とは移動用の簡易腰掛け。神社や結婚式場などで使われている。

概要[編集]

脚2本をX状に組み合わせ、上端に革や布を張って座席とする。移動時は折りたたんで携帯する。日本では古くから用いられ、古墳時代の埴輪にも見られる他、記紀延喜式にも「胡床こしょうあぐら)」の呼称で散見される。腰掛け用として、朝儀の際に武官が用いたと記録にあり、後世には武家が野戦時に帷幕内で用いるほか、鷹狩りでも利用された。

歴史[編集]

床几の古形である胡床は中国大陸から日本に伝わった。中華では古代、日本と同じように椅子を用いず床に直接座る習慣があったが、漢代には北方から胡床が伝来し、宮廷から戦場まで広く普及した。唐代には椅子の使用が始まったが、胡床は携帯用座具として重宝されつづけた。日本では椅子の普及が明治に入ってからであるため、近世に至るまで広く使われ、現代でもその姿を見ることが出来る。また「縁台」のことを指して床几ということもある。

関連項目[編集]