川島基

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川島 基(かわしま もとい)は、日本クラシック音楽ピアニストで、東京音楽大学の教員である。

経歴[編集]

岡山生まれ[1]。10歳より本格的にピアノと作曲を始める。東京音楽大学ピアノ演奏家コース、同大学院に学び、 ローム・ミュージックファンデーション奨学生として、 ドイツフランツ・リスト・ヴァイマル音楽大学大学院、 更に文化庁派遣研修生としてベルリン芸術大学にて学んだ。数々の国内・国際ピアノコンクールで優勝・入賞を繰り返した後、第10回シューベルト国際ピアノコンクールで優勝したことが契機となり、ミュンヘン・ガスタイクで日本人としては初めて「Winners & Masters」シリーズで ミュンヘン・デビューリサイタルを開く。ベルンダルムシュタットハノーヴァーの各ショパン協会主催のリサイタルに出演、ドイツ・ドルトムントのBuergersaalでは“ピアニスト・イン・レジデンス”に任命され“Der Pianist mit den goldenen Haenden” (黄金の手を持つピアニスト) Westdeutsche Allgemeine Zeitung(西ドイツ新聞) と評される[要出典]

ベルリン交響楽団(Berliner Symphoniker)、ベルリン・ホーエンフェルス交響楽団、 ドルトムント管弦楽団、イエナフィルハーモニー管弦楽団、ホフ交響楽団、グロッセート交響楽団, ルーマニア国立バカウ交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、 東京音楽大学オーケストラ、カレッジオペラハウス管弦楽団、 岡山フィルハーモニック管弦楽団などと共演。 2010年11月には秋山和慶指揮・広島交響楽団との共演のほか、2011年4月にはマーティン・スタンツェライト指揮によるカンマーフィルハーモニーHiroshimaとの共演でドイツ国内ツアーを行なった。岡山芸術文化賞グランプリ、マルセン文化賞受賞。

ディスコグラフィー[編集]

  • 2006年 デビューアルバム
  • 2008年 「さすらい人幻想曲」
  • 2011年 「THE FIREBIRD」

受賞歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ [1]

外部リンク[編集]