宝泉寺温泉

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宝泉寺温泉
温泉情報
所在地 大分県玖珠郡九重町
座標 北緯33度11分39.2秒 東経131度10分2.2秒 / 北緯33.194222度 東経131.167278度 / 33.194222; 131.167278座標: 北緯33度11分39.2秒 東経131度10分2.2秒 / 北緯33.194222度 東経131.167278度 / 33.194222; 131.167278
交通 鉄道:JR久大本線豊後森駅より、玖珠観光バス宝泉寺(二瀬)行き、串野温泉行き、菅原行きで約30分、「宝泉寺温泉口」下車
自動車:大分自動車道九重ICより、国道210号国道387号経由で約9km
泉質 単純温泉
外部リンク 宝泉寺温泉旅館組合
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宝泉寺温泉(ほうせんじおんせん)は、大分県玖珠郡九重町(旧国豊後国)にある温泉九重九湯の主力である。

泉質[編集]

  • 単純温泉

温泉街[編集]

湧蓋山の山懐、筑後川支流町田川の河畔に位置する温泉地。宿泊施設10数カ所の小ぢんまりとした温泉街で、飲食店なども見られる。湯量に恵まれているため、各旅館とも露天風呂や名物風呂に注力している。また共同浴場にある石櫃をそのまま湯船とした薬師湯・岩露天風呂は有名。

歴史[編集]

伝説によると天慶元年(938年)に諸国を行脚していた空也上人が一人の猟師と出会い、そこで杖を大地に突き刺すと大杉になった[1]。そして天禄3年(972年)の大地震でその大杉の根元から湯が湧き出たという[1]

宝泉寺という地名の由来は、そのいで湯に空也上人を祀る寺院、宝泉寺を建立したことに因む。宝泉寺とは読んで字の如く、宝の泉であり、空也上人が授けてくれたものであると村人が考えたためである。

アクセス[編集]

備考[編集]

九重九湯とは宝泉寺温泉のほか、壁湯温泉川底温泉龍門温泉湯坪温泉筋湯温泉筌の口温泉長者原温泉寒の地獄温泉を指す。

脚注[編集]

  1. ^ a b 宝泉寺温泉”. 九重町観光協会. 2022年10月21日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]