城山町 (岐阜県)

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しろやまちょう
城山町
廃止日 1954年11月5日
廃止理由 合併
城山町石津村養老郡下多度村南濃町
現在の自治体 海津市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 岐阜県
海津郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 23.72 km2.
総人口 6,473
(1954年)
城山町役場
所在地 岐阜県海津郡城山町駒野字町西680
座標 北緯35度13分31秒 東経136度36分15秒 / 北緯35.22517度 東経136.60403度 / 35.22517; 136.60403 (城山町)座標: 北緯35度13分31秒 東経136度36分15秒 / 北緯35.22517度 東経136.60403度 / 35.22517; 136.60403 (城山町)
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城山町(しろやまちょう)は、かつて岐阜県海津郡に存在したである。

2023年現在の海津市の西部(旧・南濃町)に位置し、東に揖斐川、西に養老山地がある。また、2023年現在の地名は、南濃町徳田、南濃町駒野、南濃町奥条、南濃町羽沢、南濃町上野河戸、南濃町山崎、南濃町庭田などである。

町(村)名は、城山(駒野城跡)に由来する。

歴史[編集]

  • 江戸時代末期、この地域は美濃国石津郡であり、高須藩領(上野河戸村・山崎村・駒野村・駒野新田)、大垣藩領(徳田村・徳田新田・庭田村・奥条村・羽根村・馬沢村)であった。
  • 1872年明治5年) - 徳田村と徳田新田が合併し、徳田村になる
  • 1873年(明治6年) - 駒野村は西駒野村に改称する。
  • 1878年(明治11年) - 石津郡は上石津郡下石津郡に分割され、この地域は下石津郡となる。
  • 1881年(明治14年) - 徳田村が徳田村と徳田新田に分立する。
  • 1897年(明治30年)4月1日[1] - 郡制に基づき、下石津郡、海西郡安八郡の一部が合併し、海津郡になる。同時に以下の町村の統合が行われる。
西駒野村徳田村徳田新田庭田村奥条村羽沢村山崎村上野河戸村が合併し、城山村になる。
  • 1954年(昭和29年)
    • 6月1日 - 城山村が町制施行、城山町になる。
    • 11月3日 - 池辺村の一部(駒野新田、釜段字徳島)を城山町に編入する[2]
    • 11月5日 - 石津村養老郡下多度村と合併し、南濃町となる。同日、城山町廃止。

町制施行について[編集]

  • 城山町が存在したのは、1954年6月1日より同年11月4日までの、わずか157日である。これは、城山村、石津村、下多度村の3村での合併協議がすでに行われており、この合併協議が合意されるのを前提で町制施行したものである。

交通[編集]

学校[編集]

観光[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 揖斐郡志』、揖斐郡教育会、1924年12月、292-295頁
  2. ^ 残部は養老町に編入される。

関連項目[編集]