南大西洋異常帯

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南大西洋異常帯
南大西洋異常帯範囲

南大西洋異常帯(みなみたいせいよういじょうたい South Atlantic Anomaly,SAA)は、ヴァン・アレン帯における異常構造。南大西洋異常域ブラジル異常帯などとも。

通常、ヴァン・アレン帯内帯における最低高度は約1,000km以上であるが、SAAにおいては高度300から400km程度にまで下がっている。そのため、同高度で比較すると放射線量が異常に多く検出される。SAAの成因としては、地磁気軸が地軸と11度傾斜していることがあげられる。

人工衛星/宇宙船にとり、SAAの存在は放射線被曝の点で問題であり、国際宇宙ステーションも防護策を取っている。 たとえば、ハッブル宇宙望遠鏡は、この上空にて故障が頻発することから、この域内を通過する際は主要な装置を停止させている。