二階堂奥歯

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二階堂 奥歯(にかいどう おくば、1977年 - 2003年)は、日本の女性編集者

略歴[編集]

人物[編集]

学生時代から東雅夫編集の季刊雑誌「幻想文学」の書評欄に投稿し、SFファンタジーの分野を中心に「筋金入りの本の虫」と東に評されるほどの猛烈な読書家だった。そのジャンルも硬派な文芸書や思想書にとどまらず、怪獣ホラーやSFポルノグラフィーにまで及んでいた。編集者として、山尾悠子津原泰水中野翠といった作家たちと親交を持った。

葛原妙子を好んで短歌も作り、「かばん」に所属した。『八本脚の蝶』には穂村弘佐藤弓生といった歌人も寄稿しており、穂村の書評集『これから泳ぎにいきませんか』のタイトルは、打ち合わせ中の二階堂の発言からの引用であると明かされている。

著書[編集]

  • 『八本脚の蝶』ポプラ社 2006.1 ISBN 978-4591090909[4]河出文庫 2020

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]