穂村弘

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穂村 弘(ほむら ひろし、1962年5月21日 - )は、日本歌人愛知県名古屋市出身(北海道生まれ)。歌誌「かばん」所属。

加藤治郎荻原裕幸とともに1990年代の「ニューウェーブ短歌」運動を推進した。批評家エッセイスト絵本翻訳家としても活動している。

目次

[編集] 年譜

転勤により、 1972年には横浜市立瀬谷小学校に、1973年には名古屋市立鶴舞小学校に転校している。
小学校の卒業アルバムに書いた将来の夢は、詩人
塚本邦雄の作品を読んだことから、短歌に興味を持ち始める。
ベンチプレスに熱中し始める。
システムエンジニアとして就職(その後総務課へ移る)。
歌人荻原裕幸が企画・運営したシンポジウムに参加、同世代の歌人たちと知り合う。
  • 1988年、歌誌「かばん」に入会。
  • 1989年、第1歌集『シンジケート』を刊行。
  • 1992年、第2歌集『ドライ ドライ アイス』を刊行。
  • 1994年、初めての散文の本、ショートストーリー集を刊行。
  • 1996年、ほむらひろし名義で絵本の翻訳を始める。
  • 1998年加藤治郎・荻原裕幸とニューウェーブ歌人3人で、企画集団SS-PROJECT(エスツー・プロジェクト)を結成。インターネットを積極的に利用するなど、歌壇にとらわれない活動を展開。
角川短歌』9月号にエッセイ「<わがまま>について」を掲載。
テレビ番組や朗読イベントに出演するように。
  • 1999年10月、「手紙魔まみ」から初めての手紙が届く。
  • 2000年、短歌入門書『短歌という爆弾―今すぐ歌人になりたいあなたのために』を刊行。
9月26日穂村弘の住む町「ごーふる・たうん BBS」ができる。
  • 2001年、高校教科書に短歌が収録される。
高橋源一郎『日本文学盛衰史』に石川啄木作という設定で作品を提供。
大学の特別講義を初めて行う。
7月、第3歌集『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』を刊行。
12月、初めての詩集『求愛瞳孔反射』を刊行。
  • 2002年4月、初エッセイ『世界音痴』を刊行。
  • 2003年読売新聞の読書委員に。2004年まで務める。
6月、ベスト版歌集『ラインマーカーズ―The Best of Homura Hiroshi』を刊行。

[編集] 著作

[編集] 歌集

第一歌集。栞文は塚本邦雄坂井修一林あまり。帯文は大島弓子。装丁は藤林省三
石田比呂志に「同じ人間の作ったものがわからんはずがないと心を奮いたたせるのだが、力めば力むほどチンプンカンプンで歯が立たぬ」、高橋源一郎に「俵万智が三百万部売れたのなら、この歌集は三億冊売れてもおかしくないのに」と評された。
第二歌集。装丁は戸田ヒロコ
「夏休みの自由研究みたいな感じ」な作品。
第三歌集。挿絵はタカノ綾
「まみ」と「穂村弘」の対話の構成で、作品における一人称は「まみ」にある。現代における愛の形を少女の側から描こうとする。
ベスト版。装画は大竹伸朗。装丁は名久井直子

[編集] 歌論・入門書

  • 『短歌という爆弾―今すぐ歌人になりたいあなたのために』小学館、2000年3月
装丁は谷田一郎

[編集] エッセイ

2作ともにカバー写真は小林キユウ
装丁は鈴木成一デザイン室。カバー写真は高橋和海。挿絵は岩井勝之
装丁・装画は池田進吾
挿絵はフジモトマサル。装丁は名久井直子
デザインは仲條正義
装丁は服部一成

[編集] ショートストーリー集

『いじわるな天使から聞いた不思議な話』の復刊。
挿絵は安西水丸。装丁は鈴木成一デザイン室。帯は一青窈
ともに挿絵は寺田克也

[編集] 歌画集・絵本

[編集] 詩集

挿画はかわぐちみお

[編集] 共著・対談等

装丁は長尾敦子。挿絵は山上たつひこ吹石一恵吉野朔実千葉すず中島史恵益子直美本上まなみ山﨑浩子佐伯日菜子。帯は恩田陸
  • 『ひとりの夜を短歌とあそぼう』角川ソフィア文庫、2012年1月 ISBN 4-04405-403-7
共著。装丁はクラフト・エヴィング商會
春日武彦との対談集。
  • 『どうして書くの?―穂村弘対談集』筑摩書房、2009年9月。ISBN 4-48081-663-1
高橋源一郎、長嶋有中島たい子一青窈竹西寛子山崎ナオコーラ川上弘美との対談を収録。

[編集] 翻訳

すべてほむらひろし名義。

『ちずのえほん』フレーベル館、1996年7月。ISBN 4-57701-621-4
『ボタン』フレーベル館、1997年10月。ISBN 4-57701-783-0
『ディア・ダイアリー』フレーベル館、2001年12月。ISBN 4-57702-271-0
『とうとうとべた』フレーベル館、2003年5月。ISBN 4-57702-561-2
『なんでもひとつ』フレーベル館、1998年5月。ISBN 4-57701-893-4
  • マージョリー・プライスマン
『エメライン、サーカスへゆく』フレーベル館、2000年10月。ISBN 4-57702-088-2
『それでもへっちゃら』フレーベル館、2000年5月。ISBN 4-57702-085-8
『こんなかみのけ』フレーベル館、2000年5月。ISBN 4-57702-086-6
『どうぶつえんのきまり』フレーベル館、2000年12月。ISBN 4-57702-178-1
『きぶんやちゃん』フレーベル館、2000年12月。ISBN 4-57702-179-X
『おおきいちいさい』フレーベル館、2001年9月。ISBN 4-57702-286-9
『くろいしろい』フレーベル館、2001年9月。ISBN 4-57702-287-7
『パンツのきまり』フレーベル館、2001年11月。ISBN 4-57702-276-1
『ほんとのともだち』フレーベル館、2001年11月。ISBN 4-57702-275-3
『おかあさん』フレーベル館、2002年5月。ISBN 4-57702-409-8
『おとうさん』フレーベル館、2002年5月。ISBN 4-57702-410-1
『オットー ともだちをさがしに』フレーベル館、2003年7月。ISBN 4-57702-683-X
『オットー ねむれないよる』フレーベル館、2003年9月。ISBN 4-57702-684-8
『いろいろかぞく』フレーベル館、2005年12月。ISBN 4-57703-154-X
『しましまゼビーのたからさがし』岩波書店、2003年11月。ISBN 4-00110-868-2
『しましまゼビー キャンプにいく』岩波書店、2003年11月。ISBN 4-00110-869-0
『しましまゼビー おうちにありがやってきた』岩波書店、2004年4月。ISBN 4-00110-871-2
『しましまゼビーのダイビング』岩波書店、2004年4月。ISBN 4-00110-870-4
『ビルはたいくつ』くもん出版、2005年10月。ISBN 4-77431-053-0

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

  • 短歌ヴァーサス2号 穂村弘年譜(入谷いずみ編)

[編集] 外部リンク

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