中島正 (農業者)

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中島 正1920年大正9年) - 2018年平成29年)2月)は、農業者、農業指導、自然卵養鶏法創設者[1]

経歴[編集]

岐阜県下呂市(旧金山町)出身。

陸軍工科学校を卒業。台湾軍に所属し、台湾軍司令部に勤務した。戦後、郷里して小規模農業の平飼い養鶏農業を始める。

自然卵養鶏を実践・提唱する。60年以上農業を続け、自給自足農業をしている。

人物[編集]

  • を与えず自然を与えよ」の考えを実践し、自然環境の中で生かした自給自足・小規模養鶏を行う[2]
  • 後に自然養鶏と呼ばれ、生産されたは自然卵と認知され、それが自然養鶏交流会が母体となり、全国自然養鶏会が結成された。
  • 安藤昌益の研究家としても知られ[3]、農耕をよりどころにする生き方を自ら実践し説いている。

著者[編集]

  • 増補版 自然卵養鶏法2001/7
  • 農家が教える 自給農業のはじめ方 自然卵・イネ・ムギ・野菜・果樹・農産加工2007/10
  • 自給養鶏Q&A エサ、育すう、飼育環境、病気、経営2009/10
  • みの虫革命―独立農民の書1986/3
  • 都市を滅ぼせ―人類を救う最後の選択1994/10
  • 今様、徒然草2009/11/1

脚注[編集]

  1. ^ 増補版 自然卵養鶏法2001/7
  2. ^ 自給養鶏Q&A エサ、育すう、飼育環境、病気、経営2009/10
  3. ^ 都市を滅ぼせ―人類を救う最後の選択1994/10