中央尖山

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中央尖山
中央尖山
標高 3,703 m
所在地 中華民国の旗 台湾
台中市和平区
花蓮県秀林郷
位置 北緯24度18分36.8秒 東経121度24分58.6秒 / 北緯24.310222度 東経121.416278度 / 24.310222; 121.416278座標: 北緯24度18分36.8秒 東経121度24分58.6秒 / 北緯24.310222度 東経121.416278度 / 24.310222; 121.416278
プロジェクト 山
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中央尖山(ちゅうおうせんざん、ジョンヤンジャンシャン)は、台湾台中市和平区花蓮県秀林郷の境界に位置する標高3,703mの山。太魯閣国家公園に属する。

概要[編集]

中央山脈の第4の高峰で、台湾百岳では10位、また「三尖」の一つでもある。尖ったピラミッドのような姿は、「中央山脈の金字塔」と言われ、「寶島第一尖」とも称される。

太魯閣戦争前の1913年に野呂寧が戦争の準備のために太魯閣方面の測量を行い、南湖大山の南にある峰に「中央尖山」と名付けた。中央山脈に聳え立つ尖った山という意味である[1]

中央尖山西峰から中央尖山の間は風化が進んだ稜線で、断崖絶壁の難所であることから、「死亡稜線」と呼ばれている。

脚注[編集]

  1. ^ 鹿野忠雄[1]」『-{山岳}-』第25巻第3号、日本-{山岳}-會、1930年11月、447-491頁、doi:10.11501/6064950ISSN 0286-7508 

関連項目[編集]