七倉山

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七倉山
白山
大汝峰から望む七倉山
標高 2,557[1] m
所在地 日本の旗 日本
石川県白山市
位置 北緯36度10分17秒 東経136度45分32秒 / 北緯36.17139度 東経136.75889度 / 36.17139; 136.75889座標: 北緯36度10分17秒 東経136度45分32秒 / 北緯36.17139度 東経136.75889度 / 36.17139; 136.75889
山系 両白山地
七倉山の位置(日本内)
七倉山
七倉山の位置
プロジェクト 山
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七倉山(ななくらやま)は、白山国立公園[2]内の石川県白山市にある標高2,557mである。両白山地の主峰である白山(標高2,702m)の北西に位置する。

概要[編集]

山頂周辺はハイマツ帯で、ハクサンコザクラハクサンイチゲイワギキョウチングルマなどの高山植物が自生している。西側の谷部の斜面には、夏でも多くの残雪があることが多い。白山の登山道の楽々新道及び岩間道が樅ヶ丘で合流後、この山頂付近を通過している。また釈迦新道、加賀新道、加賀禅定道(檜新宮参道)、楽々新道、岩間道が、山頂直下南西の七倉の辻で合流する。山頂と大汝峰の鞍部には、加賀禅定道の御手洗鉢(おちょうずばち)と呼ばれる場所がある。手取川支流である尾添川や牛首川はこの山塊から源を発し、尾添川の支流である丸石谷は、北西斜面の清浄ヶ原から続く溶岩台地の末端で、百四丈滝となって落ちている。

周辺の山[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 地図閲覧サービス 2万5千分1地形図名: 白山(金沢)国土地理院、2010年12月19日閲覧。
  2. ^ 1962年(昭和37年)11月12日に、この山域は白山国立公園の特別保護地区に指定された。(白山国立公園環境省、2010年12月19日閲覧。)

関連項目[編集]

参考文献[編集]