リンダ・ルッカ

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リンダ・ルッカ
基本情報
本名 リンダ・ルッカ
通称 Tripe L
階級 スーパーフライ級
身長 160cm
国籍 ペルーの旗 ペルー
誕生日 (1988-07-25) 1988年7月25日(35歳)
出身地 トルヒーリョ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 20
勝ち 12
KO勝ち 3
敗け 2
引き分け 2
無効試合 4
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リンダ・ラウラ・ルッカ(Linda Laura Lecca、1988年7月25日 - )は、ペルーの女子プロボクサートルヒーリョ出身。第7代WBA女子世界スーパーフライ級王者。

来歴[編集]

アマチュアボクサーだった父の影響で17歳のときにアマチュアボクシングを始めた[1]

2010年6月5日、ブエノスアイレスロクサナ・バージニア・バロンと対戦し、2-1(39.5-38、38.5-40、39.5-38.5)の判定勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った

2011年1月29日、ブエノスアイレス州モンテ・エルモソマリサ・ガブリエラ・ヌネスと対戦し、プロ初黒星となる1-2(38.5-39、39-38.5、38-39.5)の判定負けを喫した。

2011年3月26日、メキシコのテレビ番組「トーダス・コントラ・メヒコ」の中でチアパス州トゥストラ・グティエレスのポリフォルム・メソアメリカーノでカリナ・エルナンデスと6回戦を行い、6回判定勝ちを収めた。ただし記録上は無効試合[2]

2011年4月2日、「トーダス・コントラ・メヒコ」の中でポリフォルム・メソアメリカーノでシンシア・ムニョス と6回戦を行い、ロッカが勝利を収めた。ただし記録上は無効試合[2]

2011年4月9日、「トーダス・コントラ・メヒコ」の中でポリフォルム・メソアメリカーノでヤズミン・リバス と6回戦を行い、0-3の判定負けを喫した。ただし記録上は無効試合[2][3]

2014年1月4日、ブエノスアイレス州マル・デル・プラタのピソ・デ・ロス・デポルテスでダニエラ・ベルムデスWBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦を行い、8回TKO負けを喫し王座獲得に失敗した。

2014年3月8日、リマコリセオ・エデュアルド・ディボスマリア・ベガWBA女子フェデラテンスーパーフライ級王座決定戦を行い、3-0(79-73、80-72.5、79.5-74)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2014年5月31日、イカ県ワロチリ郡シモーネ・ダ・シルヴァ・ドゥアルテWBA女子世界スーパーフライ級暫定王座決定戦を行い、3-0(2者が100-90、99-91)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。この結果、ルッカはペルー人ではキナ・マルパーティーダアルベルト・ロッセルに続く3人目の世界王者となった[4]

2014年8月30日、イカ県ワロチリ郡グアダルーペ・マルティネスと対戦し、3-0(100-90、100-90、100-90)の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2014年11月23日、イカ県イカ市マリベル・ラミレスと対戦し、3-0(2者が96-94、97-93)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2015年3月28日、リマのメガ・プラザ・ノルテでカロリーナ・アルバレスと対戦し、2回に偶然のバッティングがあり試合続行不可能になった為、無効試合となった[5]

2016年4月15日、WBAから藤岡奈穂子の王座返上により空位となっていた正規王座に認定された。

2016年6月18日、ラ・グアイラポリデポルティーボ・ホセ・マリア・バルガスカロリーナ・アルバレスと対戦し、10回1-1(95-95、98-92、90-100)の判定で引き分けたが3度目の防衛に成功した[6]

戦績[編集]

  • 20戦 12勝(3KO)2敗 2分 4無効試合

獲得タイトル[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

暫定王座決定戦 対戦者
シモーネ・ダ・シルヴァ・ドゥアルテ
WBA女子世界スーパーフライ級暫定王者
2014年5月31日 - 2016年4月15日
次暫定王者
正規認定により消滅
空位
前タイトル保持者
藤岡奈穂子
第7代WBA女子世界スーパーフライ級王者

2016年4月15日 - 2018年5月19日

次王者
マリベル・ラミレス