リアルロボットレボリューション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
リアルロボットレボリューションはサンライズ製作のアニメに登場する、所謂『リアル系ロボット』を1/100スケール(一部1/48スケール)で精巧に再現したバンダイが発売するプラモデルシリーズのこと。R3という略称で呼ばれている。
最大の特徴はマスターグレードを始めとしたガンプラで蓄積された技術を生かして開発されていることである。そのため可動範囲やディテールなどが細かく再現されており、内容的にはマスターグレードと同等である。
[編集] 概要
ガンプラで得られた技術を生かして、ガンダムシリーズ以外の作品のキット化を目指してスタートしたシリーズで、2006年5月の静岡ホビーショーで発表された。このショーでは第1弾となる蒼き流星SPTレイズナーの主人公機であるレイズナーの試作品と同時に、銀河漂流バイファムのバイファムやネオファムを始めとしたホビージャパンに掲載された作例が展示されていた。
このシリーズでの展開が予定されている作品は『蒼き流星SPTレイズナー』、『重戦機エルガイム』、『戦闘メカ ザブングル』、『銀河漂流バイファム』、『機甲戦記ドラグナー』の5作品が中心となっている。
特に『戦闘メカ ザブングル』の作品後半における主人公機であるウォーカー・ギャリアに関しては、放送当時にアナウンスがありながらも1/100スケールキットが発売されなかった事もあり当時のファンからの期待が大きく、開発側もR3企画そのものが1/100ギャリア実現を念頭に置いた物である旨の発言をしている。しかしR3シリーズ自体の不振や若年層のニーズの不安から、企画はペンディング状態となっていたが、第47回全日本模型ホビーショーにおいて、2008年春を目標として発売されることが発表され(状況についてはモデルグラフィックス誌上にてあさのまさひこによるレポート記事が連載されている。さらにあさのはR3シリーズのプロジェクトチームチーフである狩野氏の要請でスーパーバイザーとして、開発に深く関っておりギャリア本体の形状などのみならずパッケージや付属小冊子、さらにはプロモーションの方法なども含め深く関っている)、2008年4月に発売となった。
また過去にバンダイ以外のプラモメーカーが商品化権を持っていた作品のラインナップ入りも示唆されているが、2007年から始まった『装甲騎兵ボトムズ』の製品はR3シリーズには含まれていない。
[編集] 商品一覧
掲載は発売日順。型式名(形式名なしの機体は無表記)・機体名・発売時期・定価(税抜き)を記載。
- SPT-LZ-00X レイズナー (2006年9月) 4000円
- V-MAX発動時に展開される外装開閉ギミックや、『V-MAX強化型レイズナー』の布石と推測できるパーツ分割など、当シリーズ第1弾としてそのコンセプトを具体的に示した構成となっている。しかしビークラフトによるリファインデザインが、一部オリジナルデザインから変更されており、また体型は設定画と劇中イメージの折衷となっている。設定サイズの関係で当キットのみ1/48スケールでの発売である。
- エルガイムMk-II (2007年2月)5500円
- 設定通りのランドブースター形態『プローラー』への変形ギミックのみならず、ムーバルフレームの再現やレイズナーでのデザインリファインでの酷評からか原作デザインを最大限尊重したデザインアレンジが施されている。
- 脚部の変形機構が設定・旧キットと違い、太腿部分を折り曲げながら股関節を180度回転させる方式に変更されている。(ロック機構による安定性を優先したと思われる)
- 頭部の内部構造は、旧1/100キットでは設定画通りの顔部分に保護カバーが付けられた状態で再現されていたが、R3版ではそれが外された状態(即ち「素顔」の状態)で再現されている。
- E-SPT-LZ-00X-B ニューレイズナー (2007年3月) 4000円
- 作品終盤に登場した地球で製造された機体にAIのレイとフォロンを移植した「V-MAX強化型レイズナー」を立体化したもので、第1弾のレイズナーの金型を流用したキットである。
- ウォーカー・ギャリア (2008年4月) 6000円
- 本編描写に近い体型と設定通りにギャリイ・ホバーとギャリィ・ウィルの合体変形機構を再現。放送当時に出た1/100プラモデルシリーズに近いディテールが施されている。パッケージデザインも1/100プラモデルシリーズと同一フォーマットになっている(R3シリーズであると同時にウォーカーマシン1/100シリーズNo.11扱いになっている)。当時の模型情報風の小冊子も同封されている。また1/100スケールのレッグタイプが2体付属しているが、これは発売まで秘密にされていた(それは模型雑誌サイドに対してもであり、発売前の模型雑誌でのパッケージデザイン紹介でもレッグタイプを除いたダミーの物が掲載されていた)。

