ヤマト (文具)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヤマト株式会社
YAMATO Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
103-8571
東京都中央区日本橋大伝馬町9番10号
設立 1899年8月14日
業種 その他製品
法人番号 8010001059564 ウィキデータを編集
事業内容 糊・接着剤など文具の製造・販売
代表者 長谷川豊(代表取締役社長
資本金 5,000万円
外部リンク https://www.yamato.co.jp/
テンプレートを表示

ヤマト株式会社 (YAMATO Co., Ltd.) は、東京都中央区日本橋大伝馬町に本社を置く、接着剤・糊などの文具を製造・販売するメーカー。不易糊工業と共に日本を代表する糊の国内ブランドとして知られ、自社製品のほかスリーエム ジャパンイメーション、フェローズ製品などの販売を行っている。社名のヤマトは「商売が大当たりしますように」という祈りを込めた、矢が丸的にあたる「矢的」(ヤマト)から命名された。旧国名「大和」にもかけている。

なお、1899年に日本国内で初めて「保存の効く澱粉糊」を開発した[1]としているが、1895年フエキが「腐らない澱粉糊」の開発に成功している[2]

主な商品[編集]

  • 接着剤
  • 付箋、メモ用紙
  • グラスデコ(ホビー商品)
  • カラリックス(ホビー商品)
  • ペーパークイリング(クラフト商品)

など

でんぷん糊[編集]

ヤマト糊

学童用の製品もある。チューブ入、ボトル入がある。チューブは、色で、大きさも6種類ある。一部は、桃色色、水色のチューブの製品もある。ボトルは、青いボトルと黄色いボトルがある。2キログラム入の製品は、バケツ型の容器を使用している。は黄色または緑色である[3]

アラビックヤマト[編集]

アラビックヤマトは液体のりの商品ブランドで、日本国内の液状のりシェアNo.1である。1975年に発売されたロングセラー商品。種類も、「スタンダード」、「エル」、「ジャンボ」、「ツイン」、「さかだち」の5種類があり、大きさもさまざま。蓋は、「ツイン」を除いて朱色である[4]

主成分はポリビニルアルコール。2009年グッドデザイン・ロングライフデザイン賞受賞[5]

メディア放送・掲載[編集]

  • 2019年5月30日 造血幹細胞、のりで大量培養 高価な培養液以上、専門家びっくり 東大など、マウスで成功 朝日新聞デジタル[7]

脚注[編集]

  1. ^ 会社概要
  2. ^ フエキの歴史
  3. ^ 商品紹介>でんぷん糊
  4. ^ 商品紹介>液状のり
  5. ^ 液状のり アラビックヤマト 受賞対象一覧 Good Design Award
  6. ^ Story ~長寿企業の知恵~ #010 FRESH!(フレッシュ)”. サイバーエージェント. 2017年5月21日閲覧。
  7. ^ 造血幹細胞、のりで大量培養 高価な培養液以上、専門家びっくり”. 朝日新聞デジタル. 2019年5月30日閲覧。

外部リンク[編集]