メリナ人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| メリナ人 Merina |
|---|
| 総人口 |
|
300万人 |
| 居住地域 |
| マダガスカル中央高地 |
| 言語 |
| マダガスカル語 |
| 宗教 |
| キリスト教 |
| 脚注 |
メリナ人(Merina)は、マダガスカルの民族。マレー・ポリネシア語派に属する。首都アンタナナリボを中心とする中央高地に住む。17世紀にメリナ王国を建国し、マダガスカル全島をほぼ統一して以降、マダガスカルの政治経済の主導権を握ってきた。
[編集] 歴史
メリナ人は、1世紀前後にインドネシアから移住してきたマレー・ポリネシア系民族の末裔とされている。17世紀にメリナ王国を建国し、19世紀にはほぼ全島を支配下に置くものの、やがてフランスに押され、1896年にメリナ王国は滅亡、フランスの支配下に置かれた。
フランスは植民地統治のために現地エリートを育成したが、そのエリートの大部分は首都アンタナナリボ周辺に住むメリナ人であった。1960年にマダガスカルが独立すると、引き続きメリナ人が社会的エリートの大半を占めた。クーデターにより政権が変わっても、この構造はそのまま続いた。
[編集] 文化
メリナ人は伝統的に稲を栽培する農耕民であり、中央部の高原に広大な水田地帯を作っている。メリナ人は稲を重視し、稲作が生活のすべての中心となっており、米は食生活の基本である。またメリナ族は現在はキリスト教徒だが祖先祭のファマディハナ(Famadihana)など古代の祖先崇拝の名残を保守している。
[編集] 外部リンク
- 英語