ミラー図法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ミラー図法
ミラー図法の衛星写真

ミラー図法(ミラーずほう)とは、投影法の一つである。円筒図法の一種。主に世界地図に用いられる。

南北両極が無限遠点になってしまうメルカトル図法の問題を改善した図法で、地理緯度を 4/5 倍してからメルカトル図法で投影して、縦方向に 5/4 倍する。つまり地球半径を1とする単位球とみなしたとき、ミラー図法において経度 \lambda\,\!, 地理緯度 \varphi\,\! から地図上の点 x, y へ投影する座標換算式は次式で与えられる:


\begin{align}
x & = \lambda - \lambda_0 \\
y & = \frac{5}{4}\operatorname{gd}^{-1}\left(\frac{4}{5}\varphi\right)
\end{align}

ここで \lambda_0\,\! は原点を通る子午線の経度、\operatorname{gd}^{-1}xグーデルマン関数逆関数である。この変換により両極に至るまでの世界地図を描けるようになったが、この図法はもはやメルカトル図法のような正角図法ではないし、正距図法正積図法でもない(面積が正確な円筒図法はランベルト正積円筒図法である)。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]