ミラクルフルーツ

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?ミラクルフルーツ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : ビワモドキ亜綱 Dilleniidae
: ツツジ目 Ericales
: アカテツ科 Sapotaceae
: フルクリコ属 Synsepalum
: S. dulcificum
学名
Synsepalum dulcificum

syn: Sideroxylon dulcificum

和名
ミラクルフルーツ、ミラクルベリー
英名
miracle fruit, miraculous berry

ミラクルフルーツ(miracle fruit)はミラクルベリー(miraculous berry)とも呼ばれる果物で、1725年、探検家のデ・マルシェにより原産地である西アフリカで発見された。デ・マルシェは現地の人々が食事の前にこの果物を採って噛んでいる事から、ミラクルフルーツの存在に気付いたという。

[編集] 概要

ミラクルフルーツの木は常緑樹で、コーヒー豆ほどの大きさの小さな赤い果実を実らせる。木は現地では6m以上にもなるが、他所で栽培されたものは多くの場合1.5mにも満たない。は白く、何ヶ月もの期間にわたり開花している。果実は年に2回、雨季の後に収穫可能である。

ミラクルフルーツの実自体は甘くないが、数本の炭化水素鎖を持つ特殊な糖タンパク質であるミラクリンを含んでいる。この実を食べると、ミラクリン分子が味蕾に結合し、次に食べた苦味や酸味のある食べ物(レモンライムなど)および薬剤を甘く感じさせる。この効果は30分~2時間程度持続する。ミラクリン自体は甘味料ではなく、感じる甘味は後続の食べ物に左右される。

[編集] 栽培・その他

ミラクルフルーツの木はpH4.5~5.8の弱酸性の土壌を好み、降霜の無い高湿度、一部日陰の環境で良く育つ。植物ホルモンを人為的に投与しない場合、発芽率は24%程度である。木が結実をみせるまでには播種から8~10年ほどを要するが、商用に栽培する場合にはこの期間を4年以内に抑えることもできる。

糖尿病患者のために、この果物から人工甘味料を作出する試みが為された事もあったという。しかしながらミラクリンは1974年にアメリカ食品医薬品局によって食品添加物に指定されており、市場に出すまでには巨額の研究資金と長期の安全性テストが要求される事となった。現在、少なくとも米国で1社が承認を目指してミラクリンの精製に取り組んでいる。

[編集] 関連項目