マルチカム
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マルチカム(MultiCam)は新世代の迷彩(カムフラージュ)パターンの一種であり、いくつもの状況に対応することができる。クレイ・プレシジョン社により開発され米軍に送られたが、ACU迷彩に敗れ制式化は叶わなかった。しかし、米軍の「未来の戦士」計画において使われている。民生用にも販売されている。
en:Multicam03:19, 1 February 2008 より翻訳。
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[編集] 知名度
米軍による制式化はいかなる部隊によってもなされていないが、軍事マニアの間ではすでに市民権を得ている。その理由はMilitary morons[1]のようなサイトによる宣伝や、或いはその迷彩効果の高さが民間でも確認されたからであろう。普及率の調査は行われていないが、「射撃場(でよく見かける)迷彩」と言うあだ名も冠されている。
「制式化されていないのにミリタリーショップで売られている」稀有な迷彩パターンのひとつでもある。 [2]
マルチカムによる装備品はいくつもの部隊や法執行機関において「ステータスシンボル」となっている。マルチカムのアポロ帽を被るSWATの隊員もいれば、マルチカムのウエストポーチや戦闘服を着る海軍SEALもいる。だが作戦行動時の統制には反している。さしずめベトナム戦争時のピースマークのようなものである。
軍隊には採用されていないが、民間軍事会社はしばしばマルチカムその他クレイ・プレシジョン社製品を採用している。[3]
「トランスフォーマー」ではヤラレ役の特殊部隊兵士がマルチカムを着用していた[4]。
[編集] 迷彩効果
マルチカムは基調色を茶色から明るいカーキ色とライムグリーンのグラデーションとし、斑点は緑と黄緑のグラデーションと明るいピンク色のものを均等に配している。これにより、見る角度によって緑にも見えたり茶色にも見えたりする上、斑点によって基調色が分断されて見える。垂直に配された斑点は草や木立、基調色のグラデーションは水平方向の模様を醸して裸地・草原・水面を偽装している。
配色や模様のみならず、クレイ社純正の生地は可視光・赤外光の反射率や吸収率までが草原や土壌と同程度になるように作られており、その効果がクレイ社のサイトで誇示されている。
オリジナルとは違う生地にプリントされた、やや暗めのパターンがライセンス無しで売られている。これらは大抵「マルチカム」とは呼ばれず、区別するために「MC」として売られている。また、「スエズ」と呼ばれる模造品がポーランドの特殊部隊の最新の制服として採用されている。
右図はクレイ社の生地を用いたBDUジャケットの背中部分全体の写真であるが、これで分かるようにマルチカムは繰り返しパターン化する事が非常に難しい。またクレイ社純正の生地でなければ赤外線に対する効果もあまり期待できない。結果的にこれを用いた装備品は他に比べて高価であり、制式化が叶わない理由と推測される。
[編集] 関連項目
[編集] References
- ^ http://www.militarymorons.com/gear/crye1.html
- ^ http://www.multicampattern.com/gear.htm
- ^ http://www.blackwaterusa.com/btw2004/articles/1101frank.html
- ^ http://www.thgweb.de/downloads/images/Transformers-1.jpg
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