プロジェクト‐ノート:航空/話題/緊急着陸は事故か

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緊急着陸は事故か[編集]

Wikipedia:削除依頼/全日空37便緊急着陸事故Wikipedia:削除依頼/日本航空6便緊急着陸事故において、一部の利用者が緊急着陸は事故ではなく事故を回避する行動という意見を述べています。「緊急着陸事故」という用法は適切なのでしょうか。個人的には事故の意味から考えればあながち間違いではないとも思います。--BR141会話) 2017年9月30日 (土) 11:36 (UTC)(文章訂正、--BR141会話2017年9月30日 (土) 11:41 (UTC)[返信]

  • 緊急着陸は事故ではなく、インシデントに当たります。--切干大根会話2017年9月30日 (土) 11:39 (UTC)[返信]
    • テロやハイジャックの可能性がない場合、多くの記事は「○○事故」という記事名になっています。インシデントの場合はどう扱うべきなのでしょうか。--BR141会話) 2017年9月30日 (土) 11:45 (UTC)(発言訂正、--BR141会話2017年9月30日 (土) 11:46 (UTC)[返信]
      • 緊急着陸は事故を回避するための着陸ですから、事故ではありません。よって緊急着陸事故となっている記事名については変更が必要になると思います。英語版のように「航空会社名+便名」のみの記事名にするか、事故を削って「航空会社名+便名+緊急着陸」にするか、「航空会社名+便名+インシデント」にするか、これは議論が必要になると思います。--切干大根会話2017年9月30日 (土) 13:19 (UTC)[返信]

緊急着陸は、機内での急病人の発生、ほかトイレからの悪臭など、様々な原因で起こっております。当然ながら、危険の回避策あり、事故の直接の原因ではありません。新幹線が地震を感知したので緊急停車、バスが前方の危険を察知し急停車、このようなケースは、明らかに事故ではありません。
今のところ、記事名に「緊急着陸事故」とされているのは、下記の4つですが、それぞれ代案があります。

他の航空事故の記事名に合わせて、緊急着陸に至った原因を記事名に含めています。--121.102.55.73 2017年10月4日 (水) 14:10 (UTC)[返信]

コメント ノースウェスト航空85便緊急着陸事故は「方向舵故障事故」にした方がより具体的で、分かりやすいと思います。--BR141会話2017年10月4日 (水) 15:11 (UTC)[返信]
返信 (121.102.55.73さん、BR141さん宛) 緊急着陸は事故ではなくインシデントなので、事故を付けるのは不適切です。--切干大根会話2017年10月5日 (木) 07:48 (UTC)[返信]
コメント 個人的には以下の理由から便名を記事名にすることに賛成しかねるので、「事故」がどうしても使えないとなると切干大根さんの案が有力となりますが、たぶんここで問題となるのは「事故」を不慮の出来事と捉えるのか航空事故と捉えるのかになるのではないでしょうか。--BR141会話2017年10月5日 (木) 09:41 (UTC)[返信]
事故を航空事故と捉えるなら、確かに緊急着陸は重大インシデントでしかありませんので事故をつけるのは不適当となります。一方で、広義の「事故」は「思いがけず起こった悪い出来事」(広辞苑第六版)という意味ですので、緊急着陸をそこに入れることもできなくはないという意見も考えられます。ですが私は、緊急着陸した際の「事故」の対象は、緊急着陸の原因になった事象自体(エンジン故障、油圧喪失等)と考えます(対して墜落の場合はそれ自体も事故である)。ですから、例えば「エンジン全故障で緊急着陸→奇跡的に全員無事」といった事象の記事を立項するとしたら、「○○航空○便エンジン故障事故」なんていう記事名のほうが適切なのかも?--ひむちや (会話/投稿記録) 2017年10月5日 (木) 10:10 (UTC)[返信]

コメント 英語版の記事名は便名だけですが、導入部自体の書き方もちょっと違うんですよね。日本語版は事象自体が主語(=記事名)で、その後にそれを起こした便名と場所・日時を説明しているのに対し、英語版は便名が主語(=記事名)で、その後にその便で起こった事象とその発生場所・日時を説明しています。

日本語版で同じように記事名を便名にすると、冒頭文の主語も便名にすることになるため冒頭文の書き換えが必要になると思います。--ひむちや (会話/投稿記録) 2017年10月4日 (水) 16:09 (UTC)[返信]

コメント 記事名を便名にすることには反対です。日本語では便名はあくまで運航されている便のみを指し、大抵それのみで航空事故を指すことはありません。「事故」や「事件」がついて初めて航空事故を指します。--BR141会話2017年10月4日 (水) 19:33 (UTC)[返信]
コメント 記事名が便名で代用できるのは永久欠番で有名な場合が多いからだと考えられますが、日本語では基本的に便名自体は何社のどこからどこまで結ぶ航空路線という意味で捉えられると思います。--BR141会話2017年10月5日 (木) 09:37 (UTC)[返信]
  • コメント 航空法76条では航空事故は、
一、航空機の墜落、衝突又は火災
二、航空機による人の死傷又は物件の損壊
三、航空機内にある者の死亡又は行方不明
四、他の航空機との接触
五、その他国土交通省令で定める航空機に関する事故
とされています。--切干大根会話2017年10月5日 (木) 10:03 (UTC)[返信]
  • コメント それは日本の法律ですが海外の場合また違ってくるのではないでしょうか。何も事故インシデントは日本でしか起こるとは限りません。--BR141会話) 2017年10月5日 (木) 10:21 (UTC)(訂正、--BR141会話2017年10月5日 (木) 10:22 (UTC)[返信]
  • コメント 日本の法律ですが、英語版でも緊急着陸記事はインシデントとしているため、事故の認識は世界共通だと考えます。「違ってくる」と仰るのであれば、海外の航空法、または事例の提示をお願いします。--切干大根会話2017年10月5日 (木) 10:35 (UTC)[返信]
  • コメント 私も海外でも緊急着陸はインシデントで日本と認識は同じであると思います。切干大根さんも緊急着陸は航空事故ではないと考えているのは分かりました。一応お聞きしたいのですが、切干大根さんは「事故」を狭い意味での「航空事故」と広義の「事故」、どちらで捉えているのでしょうか。--BR141会話) 2017年10月5日 (木) 10:48 (UTC)(発言修正、--BR141会話2017年10月5日 (木) 11:00 (UTC)[返信]


こんばんは。サウスウエスト航空812便緊急着陸事故からここに辿り着きました。

みなさんがお困りになっているのは「緊急着陸」という側面のみに基づいて、それが「事故」であったかどうかを判断しようとしているからのように思います。上でIPアドレスの方が書いておられるように、緊急着陸という措置をとるに至った背景には何らかの異常事態が絡んでいて、航空法で定める「航空事故」にあたるかどうかは、上で切干大根さんが書いておられるように航空法76条にのっとって判断されます。つまり、「緊急着陸」が絡む事態はすべてが「航空事故ではない」または「航空事故である」のどちらか一方にしか該当しないのではなくて、どういった事態が発生したかによって決まります。

ところで、航空法第 76 条第 1 項第 5 号は「その他国土交通省令(航空法施行規則)で定める航空機に関する事故 」も「航空事故」だよ、と定めています。現時点でその内容は、

航空法施行規則 165 条の 3

(航空法第 76 条第 1 項第 5 号の国土交通省令で定める航空機に関する事故) 航行中の航空機が損傷(発動機、発動機覆い、発動機補機、プロペラ、翼端、アンテ ナ、タイヤ、ブレーキ又はフェアリングのみの損傷を除く。)を受けた事態 (当該航空機の修理が大修理に該当しない場合を除く。)

となっています。ですので、たとえばサウスウエスト航空812便緊急着陸事故は、なるべくこれまでどおりの「〇〇便××事故」を踏襲するのであれば、上のIPアドレスの方の提案にならって「サウスウエスト航空812便胴体損傷事故」(または「破損事故」)とするのがよいのかなと思います。反対のケースで、緊急着陸があった事例でも、たとえばこちら → http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/detail.php?id=2063 は「重大インシデント」とされています。

なお、たとえば航空法第 76 条はまったく日本独自の法令・条文かといえばそうではなく、国際民間航空機関ICAO文書の Annex 13 https://www.icao.int/safety/airnavigation/AIG/Pages/Documents.aspx を忠実に採り入れています。これは日本が ICAO に加盟しているので、ごく自然なことです。

また、言葉の定義・用法は時とともに変化します。たとえば、2002年の日本航空機駿河湾上空ニアミス事故(英語のWikipedia記事は "incident" になっています) http://www.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/rep-acci/2002-5-JA8904.pdf は当時の航空・鉄道事故調査委員会の報告書では「事故」とされていますが、現在の運輸安全委員会であれば「重大インシデント」とするのではないか (異常接近で「重大インシデント」とされた例: http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/detail2.php?id=2141 )と、個人的には思います。だからといって、今なら「重大インシデント」なので過去にさかのぼって日本航空機駿河湾上空ニアミス事故を「重大インシデント」と修正する必要もないと考えます。

現時点でどのくらいの記事が「緊急着陸事故」となっているのをどうやって調べたらいいのかがわかりませんが、数が少ないのであれば、多少の手間でも個々の事態に即して「〇〇破損事故」などと改名を提案すればよいかと思いますが、いかがでしょうか。薬師末 業会話2017年10月5日 (木) 14:15 (UTC)[返信]

賛成 緊急着陸自体は事故でなくとも、その原因が航空法施行規則に定義する事故と捉えられる、ということで、緊急着陸の文言を原因で置き換えて末尾は事故のまま残す提案に賛成します。
調べたところ、IP氏の4件と薬師末 業さんが記した件の計5件のようです(下記)。
個人的にはこれらの名称への変更を推します。まだWikipedia:ページの改名に従った改名提案は出ていないようですが、出た際にはこの意見を参考にしていただけると幸いです。あとは、便名だけからのリダイレクトもあれば親切かなとは思います。--ひむちや (会話/投稿記録) 2017年10月5日 (木) 15:14 (UTC)[返信]
賛成 よろしければ私が上記の記事名で改名提案をいたしましょうか?便名からのリダイレクトは積極的に作成するのではなく、必要だと思った人が作成すればよいと思います。--BR141会話2017年10月5日 (木) 16:17 (UTC)[返信]

こんばんは。事故の内容をタイトルに含めることがただちに独自研究ということにはならないと考えます。特にいま取り上げている5件については公的機関による報告結果が定まっていますので、該当する報告書に従えばよいでしょう。新聞や通信社の報道は事件・事故の速報性が重視されますから、全容がはっきりしない段階での情報でしかない場合もあり、必ずしも頼りになるとは限りません。もちろん、意図せず結果として「独自研究」のようなものができてしまうのは避けなければなりません。外国の事案の場合、外国語を正しく読み取り、普通に日本語で使われている言葉に置き換える必要があります。そのためには、[運輸安全委員会] の報告書などでどのような書き方がなされているのかを調べると参考になります。

さて、上記の5件について、結局「事故」だったのかそうでなかったのかを調べたところ、(たまたま全部がNTSBの管轄で)2件が「事故」、3件が「インシデント」と結論づけられていました。(詳細下記)

① ジェットブルー航空292便緊急着陸事故 調査機関:NTSB [報告書] 種別:インシデント 原因:ノーズ・ランディング・ギア(NLG)動作不良。要因は回転防止ナットの破損、操舵制御装置 Brake Steering Control Unit (BSCU)のエラー。

② タカ航空110便緊急着陸事故 調査機関:NTSB [報告書] 種別:インシデント 原因:両側エンジンの不完全燃焼。荒天(強い雨・雹)の中を飛行して水分を吸入したため。

③ リーブ・アリューシャン航空8便緊急着陸事故 調査機関:NTSB [報告書] 種別:事故 原因:機体、部材、システム不良、誤動作 (プロペラが脱落し、機体が損傷を受けて飛行制御が困難となった)

④ ノースウェスト航空85便緊急着陸事故 調査機関:NTSB [報告書] 種別:インシデント 原因:下部ラダー(方向蛇)異常(部材疲労のため)

⑤ サウスウエスト航空812便緊急着陸事故 調査機関:NTSB  [報告書] 種別:事故 原因:機体損傷(機体頂部外板の取り付け不良が要因)

③、⑤についてはひむちやさんご提案の「~エンジン損傷事故」、「~胴体損傷事故」でよいかと思います。他方、①、②、④は「インシデント」です。これらについては変更を最小限にとどめるため、切干大根さんが上の方で提案なさったように「~事故」を「~インシデント」とする方法でよいかと思います。「緊急着陸」=「インシデント」ではないですが、「緊急着陸」が絡んだ「インシデント」であることには変わりないからです。調査の結果明らかになった詳細は記事の中で説明すればよいでしょう。紙面に限りのある新聞と違って、ウィキペディアの場合は記事に中で必要なだけスペースを使えますから、タイトルや語句だけですべてを説明しようとせず、丁寧に記述すればよいでしょう。いかがでしょうか。-薬師末 業会話2017年10月17日 (火) 13:25 (UTC)[返信]

(追記)失礼しました。切干大根さんのイチオシは「インシデント」なしの「〇〇航空△△便緊急着陸」でしたね。「インシデント」を付けることには一長一短あって、私も「長い」なとは思います。ですので、なくてもあってもよく、どちらかが正解でもう一方が不正解だとは思いません。必要なことは記事の中で説明を加えればよいと思いますので、他の方々のご意見をお待ちします。-薬師末 業会話2017年10月17日 (火) 14:02 (UTC)[返信]
コメント 薬師末 業様、詳しく調査して頂きありがとうございます。1,2,4を事故ではなくインシデントとする件、了解です。しかし、私は「緊急着陸インシデント」というのに違和感があります。
というのも、結果的に緊急着陸したというだけで、特筆すべきなのはその原因の方だからです(墜落であればそれ自体にも特筆性あり)。緊急着陸に成功した類例を挙げて考えてみます。
  1. エア・カナダ797便火災事故は、緊急着陸に成功しましたが死者が出たため事故扱いです。記事名には事故原因が入っています(これは3,5の変更後の名前に相当)。
  2. アロハ航空243便事故は、緊急着陸に成功しましたが死者が出たため事故扱いです。記事名には事故原因(胴体損傷)は入らず便名+事故の構造になっています。
これらのように、事故の場合は緊急着陸に成功しても名前に緊急着陸は入らず、事故の原因が入るか何も入らないのが一般的です。私はこの法則をインシデントにも適用できると思うのですがいかがでしょう?(前者の場合、最初に私が提案した名称の事故をインシデントに変えたものが提案名です)--ひむちや (会話/投稿記録) 2017年10月17日 (火) 15:52 (UTC)[返信]
ひむちやさん、ご意見ありがとうございます。私の上のコメントでは長くなるので省きましたが、ひむちやさんのご提案もひとつの方法であると考えています。それでも「緊急着陸」(または「緊急着陸インシデント」)を提案した理由は、「緊急着陸」したという事実は誰の目にも明らかで、単純でわかりやすく、記事を検索する人にも見つけやすいだろうという配慮からです。言い換えれば、書き手の視点よりも、読み手の視点を重視した形です。この視点に立てば、調査の結果「事故」と結論づけられた場合にも、「緊急着陸事故」としても構わないということになります。繰り返しになりますが、原因などの詳細は記事中に記述できます。私としては、どの方法が唯一の正解という考え方はしていませんので、さらにほかの方のご意見を待ってみましょう。-薬師末 業会話2017年10月17日 (火) 16:20 (UTC)[返信]
報告 より多くのご意見を頂くためにWikipedia:コメント依頼に提出したので報告いたします。--BR141会話2017年10月17日 (火) 17:54 (UTC)[返信]
コメント依頼に挙がっているのを見て素人ながらコメントさせてください。ここまでの議論を追う限り、みなさまによって表題の「緊急着陸は事故?」という疑問については、緊急着陸それ自体は事故ではない、というふうに結論(合意)があるように見受けられます。話題は、事故原因の緊急着陸だった場合、非事故原因の緊急着陸だった場合などの記事名の付け方に移っているかと存じます。素人個人的には、航空便の事故やインシデントにおいてはちゃんとした報告書(出典)がほぼ確実ですから、
事故原因の緊急着陸だった場合は、「ほげほげ航空○○便事故」(事故原因は記事名に含めないほうが無難そう。)
事故ではない要因(インシデント)による緊急着陸の場合は、「ほげほげ航空○○便緊急着陸」
と、するので良いのじゃないかな?と思いました。すでにある記事名達にまで適用するべきかどうかまでは、分かりません。ひとつだけお聞きしたいことがありまして、通常なら緊急着陸するようなインシデントは発生したけれども、(たとえば既に着陸態勢とかで)通常着陸した。みたいな場合、というものが(あるとして)記事になりますか?そんな事態があってそれが記事になるとするならば、そういうときに「ほげほげ航空○○便インシデント」とインシデントが記事名に付くことになるのかな、と思いました。--Caserio会話2017年10月18日 (水) 02:57 (UTC)[返信]