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マートル・アベニュー駅 (BMTジャマイカ線)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マートル・アベニュー駅
Myrtle Avenue
ニューヨーク市地下鉄
下層ホーム(営業中)
駅情報
住所 Myrtle Avenue & Broadway
Brooklyn, NY 11206
ブルックリン区
地区 ベッドフォード=スタイベサントブッシュウィック英語版
ディビジョン BディビジョンBMT
路線 BMTジャマイカ線
運行系統    J Stops all times (終日)
   M Stops all times (終日)
   Z Stops rush hours in peak direction only (ラッシュ時・混雑方向)
接続 バスによる輸送 ニューヨーク市バス: B15, B46, B47, B54
構造 高架駅
駅階数 2(上層階は廃止)
ホーム数 島式ホーム 3面
(営業中:2面(下層階)、廃止:1面(上層階))
対面乗り換え(下層階)
線路数 上層階:2線、下層階:3線
その他の情報
開業日 1888年6月25日 (136年前) (1888-06-25)(下層階)[1]
1889年12月19日 (134年前) (1889-12-19)(上層階)
廃駅日 1969年10月4日 (55年前) (1969-10-04)(上層階)
バリアフリー情報 車椅子でホーム間を移動可能
旧駅名/名称 マートル・アベニュー - ブロードウェイ駅
(Myrtle Avenue–Broadway)
利用状況
乗客数 (2017)4,213,096[2]増加 11.9%
順位 120位(425駅中)
次の停車駅
北側の隣駅 ブロードウェイ・ジャンクション駅 (急行): 定期運行なし
コシチュシコ・ストリート駅 (各駅停車): J Stops all times
Z Stops rush hours in peak direction onlyゲイツ・アベニュー駅まで通過)
セントラル・アベニュー駅: M Stops all times
南側の隣駅 フラッシング・アベニュー駅 (各駅停車): J Stops all times except rush hours in the peak direction M Stops all times except late nights
マーシー・アベニュー駅 (急行): J Stops rush hours in peak direction only Z Stops rush hours in peak direction only
(終点): M Stops late nights only
パーク・アベニュー駅 (廃止): 定期運行なし
サムナー・アベニュー駅 (廃止): 定期運行なし
停車案内表
マーク 説明
Stops all times except late nights 深夜を除く終日停車
Stops all times except rush hours in the peak direction 終日停車(混雑方向でラッシュ時以外)
Stops late nights only 深夜のみ停車
Stops rush hours in peak direction only ラッシュ時に混雑方向のみ停車
所在地
マートル・アベニュー駅 (BMTジャマイカ線)の位置(ニューヨーク市地下鉄内)
マートル・アベニュー駅 (BMTジャマイカ線)

マートル・アベニュー駅(マートル・アベニュー - ブロードウェイ駅とも)はニューヨーク市地下鉄BMTジャマイカ線の急行停車駅である。ブルックリンのマートル・アベニュー - ブロードウェイ交差点にあり、J系統およびM系統が終日、Z系統がラッシュ時の混雑方向に運行されている。二層構造の高架駅であるが、客扱いが行われているのは下層ホームのみである。上層ホームはBMTマートル・アベニュー線のもので、かつてはブルックリン橋経由でダウンタウン・ブルックリンおよびロウアー・マンハッタンまで運行されていたが、当駅からマンハッタン側の区間は廃止されている。駅のすぐ東にはBMTマートル・アベニュー線とBMTジャマイカ線を結ぶ渡り線が設けられている。

駅構造

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3F 旧 南行線 路床のみ
島式ホーム(廃止)
旧 北行線 路床のみ
2F 西行線[注 1] 平日午前以外:ブロード・ストリート駅行きフラッシング・アベニュー駅
平日:71番街駅行き(フラッシング・アベニュー駅)
休日:エセックス・ストリート駅行き(フラッシング・アベニュー駅)
島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く
中央線[注 2] 平日午前:ブロード・ストリート駅行きマーシー・アベニュー駅
朝ラッシュ:ブロード・ストリート駅行き(マーシー・アベニュー駅)
平日午後:ジャマイカ・センター-パーソンズ/アーチャー駅行きコシチュシコ・ストリート駅
夕ラッシュ:ジャマイカ・センター-パーソンズ/アーチャー駅行き(ゲイツ・アベニュー駅)
深夜帯:メトロポリタン・アベニュー駅行きセントラル・アベニュー駅
(定期列車なし:ジャマイカ線ブロードウェイ・ジャンクション駅
島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く
東行線[注 1] 平日午後以外:ジャマイカ・センター-パーソンズ/アーチャー駅行き(コシチュシコ・ストリート駅)
深夜帯以外:メトロポリタン・アベニュー駅行き(セントラル・アベニュー駅)
1F 改札階 改札口、駅員詰所、メトロカード自動券売機
G 地上階 出入口

下層ホーム

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下層ホームは1888年9月16日に開業した2面3線の島式ホームである。中央の線路はJ系統・Z系統の平日ラッシュ時の急行運転と、深夜帯の当駅-ミドル・ヴィレッジ-メトロポリタン・アベニュー駅間のシャトル運行で使われる。それ以外の時間は、すべての列車が外側の緩行線を走行する。当駅より東ではJ系統・Z系統ともBMTジャマイカ線の緩行線を走ってクイーンズ区へ向かう。M系統はS字カーブでBMTマートル・アベニュー線に合流し、メトロポリタン・アベニュー駅に向かっている。この渡り線はニューヨーク市地下鉄ではほとんど見られなくなった平面交差区間で、分岐器が設けられた営業線という意味でも希少である[3][4]。この平面交差は運行上のボトルネックにもなっている。

近くにあるマートル-ワイコフ・アベニュース駅と区別するため、車内放送では「マートル・アベニュー-ブロードウェイ駅」とアナウンスされる。

グリーンに塗られた支柱とフレームで支えられた茶色の屋根が両端の一部を除いてホーム全体に架けられている。駅名標はニューヨーク市地下鉄標準の黒地に白文字のものである。

駅舎はBMTマートル・アベニュー線の高架下に設けられている。各ホームから階段でホーム下連絡通路に下り、クイーンズ方面側の短い階段を上がると駅舎の待合室に出る。改札を抜けるとトークン・ブースがあり、2本の階段でマートル・アベニュー-ブロードウェイ交差点の北東角および北西角に下りることができる。

ヴァーナ・ハート(Verna Hart)が1999年に制作した Jammin' Under the El というステンドグラス作品が駅舎やホームの標示板に掲げられている。これは音楽に関連した様々な情景を描いたものである。

上層ホーム

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廃止された上層ホーム

上層ホームは1889年4月27日にBMTマートル・アベニュー線からBMTジャマイカ線への乗換駅として開業した。上層ホームを「ブロードウェイ駅」とした看板もある。近隣にあったスタイベサント・アベニュー駅は、上層ホームの開業に伴って廃止された。1面2線の島式ホームを有し、下層の2本のホームに下りる階段が設けられている。BMTマートル・アベニュー線は1889年7月21日にマートル-ワイコフ・アベニュース駅まで延伸された[5]が、ブロードウェイ駅 - ブリッジ-ジェイ・ストリーツ駅間は1969年10月4日に廃止され、ニューヨーク市バスB54系統に置き換えられた。

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  1. ^ a b M系統の「上り線」「下り線」に合わせており、実際の方向とは異なる。M系統の西行(東行)線はJ系統・Z系統では南行(北行)線となる。
  2. ^ 平日混雑方向の と、深夜帯ののみ使用。

参考文献

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外部リンク

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駅入口