ピアノ協奏曲第1番 (メンデルスゾーン)

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ピアノ協奏曲第1番ト短調作品25は、フェリックス・メンデルスゾーン1831年、22歳の時の作品。ピアノ協奏曲としては、ピアノと弦楽のための協奏曲イ短調1822年)、2台のピアノのための協奏曲(ホ長調変イ長調の2曲:1823年1824年)に次いで作曲され、初めて出版された。第2番ニ短調と共に愛されている。

楽曲構成[編集]

3楽章構成。ヴァイオリン協奏曲と同様、楽章間に中断がない(第2番も同様である)。

第1楽章[編集]

Molto allegro con fuocoト短調。短い序奏のついたソナタ形式。速度表記にcon fuoco(火のように生き生きと、激しく)ある通り情熱的な楽章。トレモロに乗って半音階上昇進行する序奏が効果的。ピアノがオクターブ奏法で華々しく登場する。左手もオクターブ奏法なので音量も大きい。ユニゾンの音階の後、平行調変ロ長調でやはり音階を中心にした第2主題が広がる。主題再現後、切れ目なく巧妙な転調をして第2楽章に入る。カデンツァはない。

第2楽章[編集]

Andante、ホ長調三部形式チェロコントラバスで提示された主題がピアノに受け渡されていく。中間部はハ長調。主題再現後、切れ目なく第3楽章へ続く。

第3楽章[編集]

Presto-Molto allegro e vivace、ト長調。序奏のついたロンド形式。前楽章の同主調ホルンE音が連呼されると弦楽合奏が受け、イ短調からト長調に転調してピアノの華やかなアルペジョが始まる。ロンド主題の三現後、最後に第1楽章の主題が回帰して華やかに締めくくられる。

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