アンドレイ・パリボク

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アンドレイ・パリボク
人物情報
生誕 (1952-09-04) 1952年9月4日
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦レニングラード
出身校 レニングラード大学
学問
研究分野 東洋学言語学
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アンドレイ・フセヴォロドヴィチ・パリボクロシア語: Андрей Всеволодович Парибок英語: Andrei Vsevolodovich Paribok, 1952年9月4日 - )は、ロシア生まれの東洋学者。古代インドの言語、哲学、パーリ語を専門とする。文献学博士(「パーリ語動詞のシステム」)。

経歴[編集]

1952年、レニングラード生まれ。レニングラード大学文学部で学び、1978年に東洋学科を卒業。在学中は、ゲオルギー・ゾグラフ、ウラジミール・エルマンの下で学んだ。2000年までロシア科学アカデミー東洋学研究所に勤務し、、2000年からサンクトペテルブルク大学で教鞭をとる。

パーリ語サンスクリット語ヒンディー語などの東洋の言語に精通し、特にパーリ語についてはロシアの第一人者である。

インド哲学言語学仏教について50の著作がある。また、パーリ語から「ミリンダ王の問い」を翻訳する他、フランス語ドイツ語、サンスクリット語からロシア語への翻訳も行っている。

脚注[編集]